2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Neural Diversity and Neocortical Organization |
Project/Area Number |
22123001
|
Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
山森 哲雄 基礎生物学研究所, 脳生物学研究部門, 教授 (80260206)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野田 亮 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30146708)
影山 龍一郎 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (80224369)
大隅 典子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00220343)
後藤 由季子 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (70252525)
島崎 琢也 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (00324749)
桝 正幸 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20243032)
三品 昌美 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授 (80144351)
森 郁恵 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90219999)
|
Project Period (FY) |
2010-06-23 – 2015-03-31
|
Keywords | 神経科学 |
Research Abstract |
本研究領域は、大脳新皮質構築機構を分子レベルから解明することを目指して、A01~A03の3項目を設定し、計画班員9名と当該年度新たに募集した公募班員25名の各研究計画の発展を基礎に、班員相互の情報交換と共同研究の発展をはかることを総括班の研究目標としている。その為、当該年度は、 (1)新学術領域の門松・宮田・山森領域による「糖鎖・細胞動態・皮質構築」の3領域合同シンポジウムを、包括脳ネットワーク中、平成25年9月1日に名古屋国際会議場で開催した。これは、昨年度の能瀬・飯野領域との合同シンポジウムに続いて、各領域の独自性と共通性の相互理解が進み、大変有益であった。 (2)平成25年11月22日に岡崎カンフェレンスセンターで、(平成23年3月の領域国際シンポジウムに続く、領域主催の国際シンポジウム『Neocortical Organization II』を開催した。 (3)国際シンポジウムに引き続いて、領域班会議を11月23~24日に岡崎カンフェレンスセンターで開催し、同時に、総括班会議、計画班会議を開催し、今後の領域研究計画を議論した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
中間評価では、A評価であたったが、今後領域代表のリーダーシップにより、個別研究計画の枠を超えた領域としての独自の成果を出すよう指導すべきという趣旨のコメントをいただいた。その後、領域の中で、神経幹細胞の時系列制御に関わる、クロマチン、転写因子、接着因子、細胞骨格因子等の一連の過程が明らかになって来た。2度の領域国際シンポジウムで、国際的にもこの分野で、これだけの質と量を有する研究班が存在することの驚きと意義が外国人講演者の間でも確認され、当領域の国際的意義がより明らかになったと考えている。
|
Strategy for Future Research Activity |
最終年度(平成26年度)に向けて、領域の研究成果を発表する為に、12月19~20日に班会議を行うことと12月13日に包括脳中に一般市民向けの講演会(能瀬・岡澤班と合同)を計画している。本領域の研究成果を基に当該領域の新たな発展をはかりたいと考えている。
|
Research Products
(2 results)