2014 Fiscal Year Annual Research Report
質感認知の脳神経メカニズムと高度質感情報処理技術の融合的研究
Project Area | Integrative studies of neural mechanisms and advanced information technologies for perception of material and surface qualities |
Project/Area Number |
22135001
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Research Institution | National Institute for Physiological Sciences |
Principal Investigator |
小松 英彦 生理学研究所, 生体情報研究系, 教授 (00153669)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中内 茂樹 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00252320)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 質感科学 / 脳・神経 / 心理物理学 / コンピュータビジョン / 認知科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2014年7月8日に東京大学で第8回領域班会議、2015年3月18日~20日に大阪で第9回領域班会議を開き、全班員による研究報告を行った。それぞれの班会議時に総括班会議を行い、領域アドバイザーにも参加いただいてコメントをいただき領域運営の参考とした。また第8回領域班会議に引き続き、7月16日、17日に同じ会場で国際シンポジウム「Future of Shitsukan Research」を行った。このシンポジウムには海外から最先端の研究を進めている9名の研究者を招聘し講演いただくと共に、計画代表者による講演およびその他班員によるポスター発表を行った。シンポジウムは一般にも開放して行い、220名の参加者があった。また公開可能な講演はシンポジウム後Youtubeで公開した。研究会を6回開催した。4月25日の研究会では質感画像刺激とデータ取得・解析についての情報交換を行った。5月20日の研究会では金箔工芸の質感について工芸作家との情報交換を行った。9月22、23日と12月25日、26日の研究会は東北大学電気通信研究所と共催で、「物体の表面属性の視知覚に関わる脳内メカニズムの研究」について研究紹介とディスカッションが行われた。また7月19日~22日に高松で行われたアジアオセアニア視覚会議(APCV2014)では、2つのシンポジウム「Visual perception of object qualities and materials」「Higher-order mechanisms of color vision」を共催で開催した。またネット会議システムを用いた班員によるセミナーを25回実施した。アウトリーチ活動として一般市民を対象にサイエンスカフェを大阪グランフロントで3回開催した。総括班連絡会議を主にWeb会議システムを用いて毎月行い、研究の状況や領域の方針について意見交換を行った。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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