2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Correlative gene system: establishing next-generation genetics |
Project/Area Number |
23113001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
高山 誠司 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (70273836)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木下 哲 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 特任准教授 (60342630)
鈴木 剛 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (10314444)
高橋 文 国立遺伝学研究所, 集団遺伝学研究系, 助教 (90370121)
松岡 信 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 教授 (00270992)
北野 潤 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 准教授 (80346105)
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Keywords | 総括班 / ゲノム遺伝子相関 / 遺伝学 / ゲノム / 遺伝子 |
Research Abstract |
本新学術領域研究の総括班では、研究全体を統括し、班員相互の密接な連携を図り、国内外の動向を調査しつつ、適切な助言を行うことによって本領域を円滑に推進・運営することを目的としている。初年度である平成23年度は、領域発足記念キックオミーティングを平成23年10月5日キャンパスプラザ京都において開催した。様々な学術分野から予想を遥かに超える11O名以上の研究者の参加があり、本領域計画班員による講演とそれに対する活発な議論が行われた。本領域の発足の周知と、今後どのように新しい学術分野を切り開いていくのかを議論する大変有意義な機会を得た。また、同時に、総括班会議を開催し、研究評価者を交えて今後5年間の新学研究方針の確認、および公募班の研究内容に関しての意見交換を行った。また、領域代表が中心となり、随時メール・電話等で意思疎通を行い領域の方針を策定し、新学術領域研究全体の研究方針を確認するとともに、次世代シーケンサー等の各課題に共通の研究技術の運用を中心に打合わせを随時行った。本新学術領域のホームページに関してもこれを早い段階に作成し、研究概要、公募研究の案内、班員名簿を掲載し、国内外研究者および一般社会へのインターフェイスを設置した。また、作成したホームページを利用して、シンポジウムの案内、研究成果の公表、アウトリーチ活動を含めた情報を写真画像とともに随時発信した。アウトリーチ活動は、小学校、高校、SSHを中心に85件の出前授業等を行った。ニュースレターに関しても、第1号および第2号を発行した。第1号には、班員名簿に加え、キックオフミーティング等の案内を掲載し、班員・関係者への周知をはかった。第2号には、シンポジウムの講演要旨を掲載し、多くの学術分野にまたがる本領域内外の相互情報収集を促し、各班員の研究のさらなる発展の一助となるようにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
総括班、並びに領域代表がリーダーシップを発揮して領域ホームページ、ニュースレターを始めとする領域の周知活動に加え、内容の濃い発足シンポジウムを行うことができた。その結果、100件を上回る公募班への申請があり、領域の活動に十二分に貢献しうる公募班編制を組むことが可能となった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の総括班の活動に関しては、従来どおり綿密に協議を重ねながら方針を策定していくことに変わりはない。但し、公募班員の増加に伴い総括班業務の強化が必要となったため、平成24年度からは各総括班員の業務の一部見直しと、人員の補充を行うこととした。
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Research Products
(1 results)