2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Development of Molecular Robots equipped with sensors and intelligence |
Project/Area Number |
24104001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
萩谷 昌己 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (30156252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小長谷 明彦 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (00301200)
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Project Period (FY) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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Keywords | 分子ロボティクス / ナノマシン / ナノバイオ / DNAコンピュータ / 知能ロボティクス |
Research Abstract |
●領域会議:4月13日田町拠点にて公募班に対して領域の紹介を行った。5月25-26日田町拠点にて公募班全員が公募研究内容を説明した。8月24-25日、北陸片山津温泉にて中期ビジョンに対応したグループに分かれ具体的な研究内容について議論した。3月14-16日岩沼リゾートにて評価者を招聘し全メンバーの進捗状況を報告した。若手奨励賞を授与した。●毎月の研究会の開催:4月27日名古屋大学。6月29日北海道大学。7月6日田町拠点。7月26日田町拠点。10月28-30日第51回日本生物物理学会年会京都国際会議場。11月14-15日「細胞を創る」研究会6.0慶應大学鶴岡タウンキャンパス。12月13日東北大学。1月17日産総研つくば。●ラボビジット:領域代表・事務担当で公募班を含むほぼすべてのラボを訪問した。各計画班代表もすべての班メンバーラボを訪問した。●運営会議:領域代表、計画班代表、事務担当、北陸先端大藤本教授(調査官経験者)をメンバーとして、TV会議システムを活用し毎月開催した。●広報・啓蒙活動:ウェブサイトを整備するとともに、領域パンフレット、ニュースレター3~5号を刊行した。昨年度に引き続きナノ・マイクロビジネス展に出展し100名程度の来客があった。●シンポジウム等の開催:10月29-31日タワーホール船堀にて、CBI学会2013年大会と共催で「分子ロボティクス」公開シンポジウムを開催した。●学生や若手研究者の活動支援:国際学生生体分子デザインコンペティションに対して種々の支援を行った。特に、日本から参加するチームを対象に国内大会を9月8日東京大学山上会館にて開催し、4大学7チーム約100人の参加があった。ハーバード大学での本大会の後、11月26日田町拠点にて成果発表会を行った。●田町拠点の整備:実験スペースに新学術予算でAFMを導入し、共用機器としてメンバーや学生に開放した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
昨年度より、領域会議、研究会等を頻繁に開催し、領域内の研究交流および共同研究の進展に努めている。また、領域代表・事務担当で2013年夏までに公募班を含むほぼすべてのラボを訪問し、各計画班代表もすべての班メンバーラボを訪問することにより、運営会議メンバーが領域全体の研究活動を把握し、共同研究等を促進することができた。運営会議も、TV会議システムを活用し毎月開催した。広報・啓蒙活動も活発に行っており、ニュースレター3~5号を刊行した。ナノ・マイクロビジネス展にも出展し啓蒙に務めた。昨年度より、国際学生生体分子デザインコンペティションを中心に、学生・若手研究者の育成の活動も顕著である。さらに、田町拠点を整備し、特に実験スペースに新学術予算でAFMを導入し、メンバーや学生の実験を支援した。 以上のように、総括班の種々の工夫により、領域全体の活動が大きく進展した。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度と同様に、領域会議や定例研究会などにおいて、公募班と計画班、公募班同士の共同研究を進展させる工夫を努力して行う。 また、本領域と密接に関係する国際会議である第20回DNA Computing and Molecular Programmingを京都に招致し、領域の国際公開シンポジウムも同時開催し、領域の研究を世界へ発信する。 領域の中期ビジョンを再検討し長期ビジョンの検討も進める。これにあわせて、第二回の公募要領の検討も行う。
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Research Products
(6 results)