2016 Fiscal Year Annual Research Report
Support and publicity for initialtive for High-dimensional Data-Driven Science through deepening of sparse modeling
Project Area | Initiative for High-Dimensional Data-Driven Science through Deepening of Sparse Modeling |
Project/Area Number |
25120001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岡田 真人 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90233345)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富樫 かおり 京都大学, 医学研究科, 教授 (90135484)
木川 隆則 国立研究開発法人理化学研究所, その他, 研究員 (20270598)
谷藤 学 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (60197530)
駒井 武 東北大学, 環境科学研究科, 教授 (30357024)
宮本 英昭 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00312992)
本間 希樹 国立天文台, 水沢VLBI観測所, 教授 (20332166)
田中 利幸 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10254153)
福島 孝治 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80282606)
赤穗 昭太郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (40356340)
福水 健次 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 教授 (60311362)
樺島 祥介 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (80260652)
藤代 一成 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00181347)
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Project Period (FY) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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Keywords | スパースモデリング / 高次元データ駆動科学 / 若手人材育成 / 領域横断的分野交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,高次元データ駆動科学の創成のため,総括班として,領域の取りまとめ,領域発展のための支援,研究成果の発信などの広報活動を行う.平成28年度は下記の研究会やシンポジウムなどを開催し,情報統計分野と理科などの関連諸分野の交流,成果発表,および若手人材育成を行なった. 2016年5月に,幕張メッセにて開催された日本地球惑星科学連合大会内にて企画セッション「データ駆動地球惑星科学」を開催し,複数の口頭発表セッションやポスターセッションを通じて,若手研究者に発表の場を提供するとともに,当領域の研究成果を発信し,地球惑星分野との関係を深めた.同6月に柏の葉カンファレンスセンターにて「素粒子物理学とスパースモデリング」を開催し,素粒子物理学分野との関係強化を図った.同7月に第35回医用画像工学会大会(千葉大学)にて同学会と本領域の共催で「シンポジウム:医用画像工学におけるスパースモデリング」を開催し,医療分野との交流を深めた.同12月に,東京工業大学・慶応義塾大学にて2016年度チュートリアル講演会・公開シンポジウムを開催し,スパースモデリングと高次元データ科学の基本学理・基本技術の普及を行うとともに,当領域の成果活動報告を行い,アウトリーチを行いつつ分野間の連携強化を図った.また,2017年6月に,東京大学武田ホールにて2017年度第1回公開シンポジウムを開催し,公募班も含めた成果発表をおこなった. これらのイベントを通じて,連携分野間の連携強化や(若手)共同研究者の開拓・育成,および周辺分野や産業界等へのアウトリーチを行なうことができ,当初の想定範囲を超えて,スパースモデリングと高次元データ科学が広がりを見せていることを確認することができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究会・セミナー・シンポジウム・チュートリアルなどの開催(支援)により,様々な分野において実験・計測研究者と情報科学者との協働が多数実現している.また,チュートリアルでは若手研究者の発表の場を確保しており,公募等を通じて若手人材の育成も活発に行われた.公開シンポジウムでは,企業からの参加者が増えており,本領域への高い関心を確認することができた.また,本領域に関連する国研の所長クラスの先生方から領域活動について高い評価をいただいている.
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Strategy for Future Research Activity |
各計画研究に関連する自然科学分野において,シンポジウム・研究会・セミナー・チュートリアル等の開催を引き続き支援する.また各種アウトリーチ活動も継続して行っていく.
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Research Products
(17 results)