2016 Fiscal Year Annual Research Report
Noncoding RNA neo-taxonomy
Project Area | Neo-taxonomy of noncoding RNAs |
Project/Area Number |
26113001
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
廣瀬 哲郎 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (30273220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泊 幸秀 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (90447368)
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Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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Keywords | ノンコーディングRNA / 若手支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
総括班として本年度は、国際シンポジウムの開催、若手支援、領域班会議の開催、領域内共同研究の推進などに力点をおいて活動し、当初予定していた事項は滞りなく行うことができた。まず第一回領域主催国際シンポジウムを6月に東京で開催し、著名なRNA研究者を含めて海外から16名もの多数の参加者があり、多くの領域内外の国内研究者と交流することができ、非常に盛況な会となった。またこのほかにも12月にTokyo RNA Clubとして小規模な国際シンポジウムを開催し、こちらも盛況であった。このほかの活動として、本領域が重点を置いて実施している若手支援を前年度に引き続き執り行った。まず若手主体の研究会として毎年開催されているRNAフロンティアミーティング(北海道にて開催)を後援し、若手の口頭発表の場を提供することと若手間の交流を深めることに貢献できたと考えている。さらには領域関連の若手研究者の国際学会での成果発表のための旅費支援を「若手フェローシップ制度」として実施し、計11名の若手研究者の海外渡航をサポートした。これによって領域の成果を世界に向けて発表できただけでなく、若手研究者の見聞を広げることにも貢献できたと考えられる。さらに、第三回の領域班会議を札幌で開催し、領域班員が一堂に会して、領域前半の研究進捗状況の確認と今後の活動方針について密な議論がなされた。最後に、領域班員間の共同研究を推進するために、共同研究成果論文の掲載料のサポートを行った。こうしたサポート体制による本領域の活動は、我が国のRNA研究の活性化に大いに貢献したと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた総括班活動は、滞りなく遂行することができたことから、一年間順調に進展したと評価できる。特に領域が主催・後援した国際シンポジウムがいずれも盛況な形で執り行われたことは十分満足いく成果であると言える。またこうした活動を通して、領域班員発の多数の高品質な論文発表に結びついてきたことも高く評価できると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
本領域も残り2年となり、これまでの研究活動の成果を世界に向けて発信できるよう、総括班として最大限の努力をしていきたい。そのために、国際学会への若手の発表支援、国際シンポジウムの開催、共同研究論文の発表支援などの取り組みを引き続き実施していく予定である。後期の新しい公募班員がいち早く領域活動に馴染んでもらうために、2017年度5月に領域班会議を開催して班員間の交流を深める予定である。
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[Journal Article] Structural, super-resolution microscopy analysis of paraspeckle nuclear body organization.2016
Author(s)
West JA, Mito M, Kurosaka S, Takumi T, Tanegashima C, Chujo T, Yanaka K, Kingston RE, Hirose T, Bond C, Fox A, Nakagawa S.
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Journal Title
J Cell Biol.
Volume: 214
Pages: 817-830
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research / Acknowledgement Compliant
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