2017 Fiscal Year Annual Research Report
Noncoding RNA neo-taxonomy
Project Area | Neo-taxonomy of noncoding RNAs |
Project/Area Number |
26113001
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
廣瀬 哲郎 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (30273220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泊 幸秀 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (90447368)
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Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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Keywords | ノンコーディングRNA / 若手支援 / 国際シンポジウム |
Outline of Annual Research Achievements |
総括班としての今年度の主な活動としては、第二回国際シンポジウムの開催、若手の海外学会での発表支援、領域内共同研究の推進、領域会議の開催などであり、当初からの計画は滞りなく遂行することができた。まず第二回国際シンポジウムは5月末に東京にて開催され、Joan Steitz, Howard Chang, Julius BrennickeなどそうそうたるncRNA研究者が最先端の講演を行った。また12月には、Chuan He, Joshua Mendell、Sammy Jafferyといった一流研究者によるTokyo RNA Club meetingを東京で開催し、いずれも若手研究者を含む領域班員との交流が有意義な形で行われた。このほかの活動として、前年に引き続き、若手研究者の海外学会での発表のための旅費支援である「若手フェローシップ制度」から7件の海外渡航を支援した。さらに学会見聞記を領域ホームページのブログにて発表してもらった。こうした活動によって、次世代のRNA研究を担う若手研究者の国際的見聞を広げることに貢献できたと考えられる。今年度の初めには、新たに後期公募班員が決定した為に、今年度の領域会議は、5月に兵庫にて開催された。今年の領域会議では、残り2年間の領域活動において、計画・公募両班員の有する解析技術やリソースなどが再確認され、領域内で有機的な協力体制が構築できるよう班員内での情報が共有された。また領域内共同研究を論文として成果発表することを推進するために、引き続き共同研究論文の掲載費、オープンアクセス費のサポートを行った。上記の総括班によるサポート活動は、領域内にとどまらず我が国のRNA研究の活性化に大いに貢献したと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
予定していた総括班活動は、滞りなく遂行できたことから、総括班として1年間順調に領域を運営できたと評価できる。特に領域が主催した第2回国際シンポジウム、Tokyo RNA Club meeting、また本領域が後援した若手研究者のためのRNAフロンティアミーティング、また分子生物学会のシンポジウムは、いずれも予想以上に盛況な形で執り行われ、若手を中心として国内外及び領域内外の有機的な交流が行われたと判断できる。またこの1年、本領域発の数多くの高品質な論文発表が行われ、本領域の研究成果が世界に向けて十分発信できていると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
本領域も最終年度を迎え、これまで4年間の領域活動の成果を世界に向けて発信できるよう総括班として最大限努力していきたいと考えている。そのため各計画・公募班員の成果を世界に発信するための機会として、最終年度に最後の国際シンポジウムを開催し、全班員に成果を発表してもらう機会を設ける予定である。さらに引き続き若手研究者の国際学会での発表支援、若手研究者の会の支援を執り行い、若手の育成に尽力する予定である。また領域発の特に班員間の共同研究論文の発表を支援する活動を継続する予定である。本領域活動の締めくくりとして、2019年1月には最後の領域会議を開催し、これまでの成果を公表し、今後の本研究領域課題を提起し、領域活動のまとめを行う予定である。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article] CO2-sensitive tRNA modification associated with human mitochondrial disease2018
Author(s)
Lin, H., Kenjyo, M., Harada, T., Okita, R., Takeshita, E., Komaki, H.,
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Journal Title
Nature Commun.
Volume: -
Pages: 印刷中
Peer Reviewed
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