2014 Fiscal Year Annual Research Report
動的構造生命科学を拓く新発想測定技術-タンパク質が動作する姿を活写する-
Project Area | Novel measurement techniques for visualizing 'live' protein molecules at work |
Project/Area Number |
26119001
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
神田 大輔 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (80186618)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 敏夫 金沢大学, 数物科学系, 教授 (50184320)
白川 昌宏 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00202119)
西田 紀貴 東京大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (50456183)
杉田 有治 独立行政法人理化学研究所, その他部局等, その他 (80311190)
塚崎 智也 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (80436716)
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Project Period (FY) |
2014-06-27 – 2019-03-31
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Keywords | 蛋白質 / 動的構造 / 測定技術 / NMR / AFM / X線結晶学 / 計算科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
キックオフシンポジウムを九州大学病院キャンパスにて2014年10月3日に開催し,全国から集まった約60名の参加者に対して当研究領域の概要説明と公募要領の説明,および各計画研究の説明を行った.同時に総括班会議を開催し,今後の活動方針について議論した.全体班会議を2015年6 月に福岡市で開催すること,また次年度における主な活動として複数の学会の年会で共催ワークショップを開催すること,国際シンポジウムを開催して新しい動的構造測定法に関して海外からの招待講演を行うことを決定した.ホームページの開設とニュースレター1号の発行を行った.技術講習会として第3回バイオAFM夏の学校を8月19日~25日に金沢大学で安藤が開催した.実際に装置を使った実習中心を特色とする.20名(うち女性5名)が全国から参加した.本領域関係者が4人含まれている.アウトリーチ活動として複数の計画班員が細胞工学誌や実験医学誌に一般向けの日本語解説を執筆した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度は領域全体としての活動を立ち上げる期間であり,公募研究の説明会に60名が参加し,公募研究への応募総数が150件を越えるなど,全国の研究者の注目を十分に集めることができたと考える.当初は新発想動的構造解析技術の開発自体の応募は少なく,応用課題の方が多いと予想していたが,実際は前者の方が多く,領域研究としては好ましい状況であった.29名の公募班員が決定し,新発想の技術を集積して領域全体としての技術開発を効率良く進める準備が整った.
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Strategy for Future Research Activity |
2014年6月1日~3日にルイガンスホテル(福岡市)にて,第1回全体班会議を開催する.1人あたり15分の口演と10分の質疑応答時間を確保して十分な議論を行う.第15回日本蛋白質科学会徳島年会にて6月に「動的構造生命科学を拓く新発想測定技術」のワークショップをオーガナイズ(神田と西田)し,5人の計画班員が研究発表を行う.第53回日本生物物理学会金沢大会(委員長安藤)にて9月に同タイトルと同オーガナイザーでシンポジウムを開催する.発表は公募班員を中心に行う.九州大学生体防御医学研究所との共催で第25回国際シンポジウムを福岡にて”Cutting Edge of Technical Innovations in Structural and Systems Biology”と題して,11月13日~14日に開催する.4人の海外招待講演者と国内講演者13人(計画研究者6人を含む)を予定している.ホームページの更新(英語ページの充実)とニュースレター2号と3号の発行を行う.第4回 バイオAFM夏の学校とインセルNMRに関する講演会をそれぞれ安藤と白川が担当する.
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Research Products
(12 results)