2016 Fiscal Year Annual Research Report
New measurement techniques for visualizing live protein molecules at work
Project Area | Novel measurement techniques for visualizing 'live' protein molecules at work |
Project/Area Number |
26119001
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
神田 大輔 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (80186618)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安藤 敏夫 金沢大学, バイオAFM先端研究センター, 特任教授 (50184320)
白川 昌宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00202119)
西田 紀貴 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 准教授 (50456183)
杉田 有治 国立研究開発法人理化学研究所, 主任研究員研究室等, 主任研究員 (80311190)
塚崎 智也 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (80436716)
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Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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Keywords | タンパク質 / 動的構造 / 測定技術 / NMR / AFM / X線結晶学 / 計算科学 |
Outline of Annual Research Achievements |
第2回全体班会議を2016年4月18日~20日に千葉市,クロス・ウェーブ幕張にて開催した.計画班員および公募班員の36名が口頭発表を1演題25分(発表15分、質疑応答10分)で行った.領域活動を広く情報発信するために,HPの更新とニュースレター5号~7号の発行を行った(編集:塚崎智也,神田大輔). 技術講習会として,第6回AFM夏の学校(担当者:安藤敏夫,8月1日~6日,金沢大学),第16回 AICS公開ソフト講習会「GENESIS」(担当者:杉田有治,2017年1月13日,計算科学振興財団,神戸市),クライオ電子顕微鏡ハンズオン実技講習会(担当者:神田大輔,2017年1月16日~18日,2月27日~3月1日),第16回RRR workshop 2016(担当者:白川昌宏,2017 年 2月22日~23日,京都大学,海外招聘3名)を開催した. 第16回日本蛋白質科学会の年会を福岡国際会議場にて神田が年会長として6月7日~9日に開催した.年会初日のメインシンポジウム「技術開発が牽引する新しいライフサイエンス研究」をオーガナイズした.27th ICMRBS(京都,8月)において共催セッション”Live protein molecules at work”,10th 3R Symposium(松江,11月)において共催セッションVIII,第54回日本生物物理学会年会(つくば,11月)において共催シンポジウム”Dynamic structural biology by next-generation researchers”,第8回構造生物学に関する先端技術講演会「クライオ電子顕微鏡の先端技術」(福岡,2017年1月)を開催した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本新学術領域の体制は,新しい測定技術開発を目指す研究者と自らの対象に測定技術を適用して新しい知見を得る研究者の2つの集団を総括班が有機的に結びつけることを目指している.したがって,技術講習会が活動の中心となる.高速AFM,NMR,MDに加えて,本年度は近年注目されているクライオ電子顕微鏡に関する実技講習会を開催した.昨年度に引き続き,脂質膜を模倣するナノディスクの利用,フレキシブルフィッティング計算の電顕単粒子解析への適用,分子動力学計算の膜蛋白質や蛋白質結晶への適用など,当初は予定していなかった新しい共同研究が継続して行われている.本年度は中間審査があり,評価A「研究領域の設定目的に照らして,期待どおりの進展が認められる」を受けた. 以上の状況から,おおむね順調に進展していると判断する.
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Strategy for Future Research Activity |
計画班員と第2期の公募班員を対象に,第3回全体班会議を2017年6月5日~7日に福岡市で開催する.1人あたり15分の口演と10分の質疑応答時間を確保して十分な議論を行う. 第17回日本蛋白質科学会(2017年6月20日~22日,仙台市)において「タンパク質が動作する姿を活写するための測定・解析技術」(オーガナイザー:西田,神田,英語セッション)と題した共催セッションを行う.2名の計画班員と2名の公募班員(斉尾,奥村)が講演を行う.第55回日本生物物理学会(2017年9月19日~21日,熊本市)にてシンポジウム「生体模倣環境としての新しい界面活性剤,リポソーム,ナノディスクの利用」(オーガナイザー:塚崎,神田,英語セッション)を行う.第15回糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)シンポジウム(2017年10月26日~27日,福岡市)を神田が世話人として開催する.その中で「複合糖質と感染症」と「糖鎖関連蛋白質の構造生物学研究」の2つのセッションを共催する. 技術講習会を今年度と同様に継続する.国際版AFM夏の学校(担当:安藤敏夫),RRR workshop 2017(担当:白川昌宏),GENESIS講習会(担当:杉田有治)を開催する.第2期公募班員によるリシール技術の実技講習会(担当:村田昌之)を開催予定.情報発信のためにホームページの更新を行い,ニュースレター8号以降を発行する(担当:塚崎智也,神田大輔).新学術全体の研究は順調に進展しているので,現在の方針を継続する.
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Research Products
(8 results)
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[Presentation] Single particle analysis of DNA replication fork complex2016
Author(s)
Kouta Mayanagi, Sonoko Ishino, Mika Takafuji, Kaoru Mitsuoka, Tsuyoshi Shirai, Shinichi Kiyonari, Hirokazu Nishida, Daisuke Kohda, Kosuke Morikawa, Yoshizumi Ishino
Organizer
10th International 3R (DNA, Replication, Recombination, and Repair) Symposium
Place of Presentation
ホテル一畑(松江市)
Year and Date
2016-11-16
Int'l Joint Research
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