2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Cyber Infrastructure for the Information-explosion Era |
Project/Area Number |
18049045
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
西田 豊明 Kyoto University, 情報学研究科, 教授 (70135531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 祐一 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (40227947)
植田 一博 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (60262101)
角 康之 東京大学, 情報学研究科, 准教授 (30362578)
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Keywords | インタラクション / 計測分析 / コンテンツ / 相互適応 / 協調モデル / 意図 |
Research Abstract |
複数人数の共同作業やミーティングを題材として, (1)ユビキタスセンシング環境の構築とインタラクションコーパスの自動構築について, 多人数会話を記録するための環境を整備し, インタラクション・プリミティブの自動抽出のためのソフトウェアを構築した. (2)生物らしさの知覚を引き起こす脳内機序の事象関連電位による検討を行った. (3)人間同士のインタラクションログの分析を進め, 相互適応の定量的なモデル化を試みた. (4)マイクロインタラクションの概念を用いて, 人間の作業や日常生活をさりげなく支援するためのインタラクションモデル構築と支援システムプロトタイプ構築を2行った. (5)コンテンツ化を促進するために, いくつかのアプリケーションについて,参加性向上, 動作・作業・技の記録,場所や部位への依存性を検討し, システム化する試みを行った. その結果次の成果を得た. (1)社会的インタラクション・イベントの抽出や会話場の形成・消滅などのモデル化を支援する手法を開発した. (2)脳波の事象関連電位に着目し,生物らしさの知覚に関する指標として脳波が利用できることを示唆する知見を得た. (3)人間同士の経路案内タスクのログを分析し, 相互適応の2層モデルで説明可能であることを示した. また, AICの推移に着目した相互適応プロセスのモデル化が可能であることを示した. さらに, 従来開発した意図LOEICAの枠組みを発展させて, 模倣学習の枠組みが構築可能であることを示した. (4)発話の音韻, うなづき, 顔方向の特徴等を利用することによって, 会議中の各発言の目的(提案, 同意, その他)をある程度推定できることを確認した. (5)現場の知識を場所と対応付ける状況依存の知識メディアの枠組みを混合現実システムとして試作した.
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Research Products
(38 results)
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[Presentation] Definition of mutual adaptation processes based on Akaike's information criterion2008
Author(s)
Komatsu, T., Ohmoto, Y., Ueda, K., Okadome, T., Kamei, K., Xu, Y.
Organizer
the 7th International Workshop on Social Intelligence Design (SID 2008)
Place of Presentation
San Juan, Pueroto Rico
Year and Date
2008-12-05
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[Presentation] 遠隔対話型行動記録2008
Author(s)
小泉敬寛, 鴻野大地, 渡辺靖彦, 中村裕一
Organizer
画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2008)
Place of Presentation
軽井沢
Year and Date
2008-07-31
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