2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Biology of the Ubiquitin System
Project Area | Proteolysis in the Regulation of Biological Processes |
Project/Area Number |
18076006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
CHIBA Tomoki University of Tsukuba, 大学院生命環境科学研究科, 教授 (00311423)
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Project Period (FY) |
2006 – 2010
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Keywords | ユビキチン / ユビキチン様タンパク質 / タンパク質分解 / プロテアソーム |
Research Abstract |
ユビキチンシステムは細胞内の選択的タンパク質分解を制御しており、その破綻ががんや神経変性疾患などの難治性疾患の原因となることが知られる。そのため、ユビキチンシステムを構成する因子の遺伝子改変動物を作製し、その高次機能解析を行うことは上記の難治性疾患の病態および原因究明に重要である。ユビキチンシステムの中で最も重要な酵素は基質識別を担うユビキチンリガーゼであり、その中でもCullin 型ユビキチンリガーゼは種類が豊富であり、様々な疾患の原因遺伝子産物をコードすることで注目されている。そこで本研究では、Cullin 型ユビキチンリガーゼの多様性と活性制御機構を解明することを目的として、その新たな厚生因子(基質識別サブユニットなど)や活性制御因子の同定とその機能解析を行う。また、Cullin 型ユビキチンリガーゼを含めた様々なユビキチンリガーゼの機能を解析する上で重要となるプロテアソーム活性化因子ノックアウトマウスの基盤整備を並行して進める。プロテアソーム活性化因子は多様でありプロテアソームがユビキチン化タンパク質を分解する際に、どの活性化因子を介しているのかを解析する。
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Research Products
(9 results)