2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Spin current and optical properties of physics
Project Area | Creation and control of spin current |
Project/Area Number |
19048008
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
OHNO Yuzo Tohoku University, 電気通信研究所, 准教授 (00282012)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | スピン流 / スピン・軌道相互作用 / 強磁性半導体 / 半導体量子構造 / 強磁性共鳴 / スピンホール効果 / 金属多層膜 / 半導体光物性 |
Research Abstract |
本特定領域における研究項目A03「スピン流と光物性」では,さまざまな物質における光スピン流との相関を実験的に明らかにし,それを統一的に理解する光・スピン流結合理論を構築することを目標とし,代表者・分担者はそれぞれ担当する研究の動向調査を行い,相互の情報交換,共同研究を促進させる. 具体的には,(括弧内は分担者) (1) 半導体量子構造における光と核スピン間の相関を中心に,半導体量子構造における光・スピン物性研究の動向調査を行い,光とスピン流との相関に関する新物性・新機能の発現とその理論解明に向けた研究計画を策定する.(大野) (2) 強磁性半導体における光磁化の解明と制御について,関連する研究動向調査を行い,理論と実験研究との間の情報交換を促進させる.(宗片) (3) 金属系多層膜におけるスピン流と磁気緩和の光学的検出について,関連する研究動向調査を行い,理論研究と実験研究との間の情報交換を促進させる.(安藤) (4) 実験グループとの連携により,新物性の定量的解析を行うと同時に,光・電子スピン結合の理論に関して研究動向調査を行い,情報交換や共同研究の促進を行い実験条件等の指針を提示する.(永長)
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