Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
現在存在しないが、創出すれば科学としても応用の面からもインパクトのあるフォトクロミック化合物を機能面から捉え、そのために必要な構造を設計し、さらに最新の合成化学的手法を駆使して目的分子を作り上げることを目的とした。このような視点から本研究では、巨大構造変化を伴うフォトクロミック系の創出を行うことを計画した。特に、C=C二重結合、水素結合、デンドリマー構造など新しい指針で巨大な構造変化を伴うフォトクロミック分子系の創出である。デンドリマー型巨大分子では中心の光応答部位と周辺のデンドロン部位の適切な選択により分子の構造変化による体積変化の制御なども可能である。巨大な構造変化を誘起できれば、フォトクロミズムに伴う大きな物性変化や形態変化にもつながりうるため、これらの観点から今までにない新しいフォトクロミック系の創出を行うことを計画した。
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http://www.chem.tsukuba.ac.jp/arai/