2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Study on carbon nanotube mechanics
Project Area | Carbon nanotube nanoelectronics |
Project/Area Number |
19054014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
AKITA Seiji Osaka Prefecture University, 大学院・工学研究科, 教授 (60202529)
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Project Period (FY) |
2007 – 2011
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Keywords | ナノチューブ・フラーレン / 電子顕微鏡 / ナノマシン / 超精密計測 / 格子欠陥 / 塑性変形 / 電気伝導 / 接合 |
Research Abstract |
優れた機械的・電気的特性を持つカーボンナノチューブ(CNT)をナノデバイスとして応用するためにCNTの基本的機械的特性(ナノメカニクス)や熱伝導特性の解明を目的とする。具体的には以下のような研究を行う。 (1) カーボンナノチューブの機械的エネルギー散逸機構 エネルギー散逸と層間相互作用及び欠陥の関係について、片持ち梁ナノチューブの振動特性から調べる。 (2) 格子振動の伝播 欠陥の有無による格子振動の伝播過程及びフォノンの散乱過程を調べる。 (3) 分子動力学解析 欠陥の有無や層間相互作用について理論的な解析を行い、実験結果の理解を深める。 (4) 塑性変形・接合のダイナミクス ナノチューブの塑性変形及び接合について、その構造変化過程を詳細に調べる。 (5) ナノチューブの欠陥と電気伝導 塑性変形等でナノチューブにトポロジカル欠陥を導入し、電気伝導に与える影響を調べる。
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Research Products
(6 results)