Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
本研究では、第1にレーザー蒸発法、及び種々の液体噴霧法の開発を行う。これにより、生体内における分子認識系の機能部位を気相中に取り出し、種々のレーザー分光法を適用することで、選択的水素結合錯合体形成・解離過程における構造変化や、さらには光励起に伴う、化学反応、構造変化、緩和過程を明らかにする。解析には理論化学計算を併用する。また、気相中で測定した結果が溶媒分子の存在する実環境下に適用できるのかを検証するために、溶液中での測定(過渡蛍光検出赤外分光・赤外超解像顕微鏡法を適用)も同時に行う。実験結果は気相の結果と比較・検討を行い、分子認識メカニズムを包括的に解明する。最終的には、顕微鏡法を適用し研究対象を細胞まで広げる。
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The Jounal of Physical Chemistry Letters 1
Pages: 1130-1133
Optical Express
Pages: 12013-12018
The Journal of Chemical Physics 127
Pages: 234304(8)
http://www.res.titech.ac.jp/~kiso/koujikei.html