Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
葉や花器官などの側生器官は、茎頂分裂組織の周辺領域の定まった場所に原基が形成され、ついで基部と先端・表側と裏側・中央部と周縁部を区別する三本の直交軸に沿って成長する。原基の位置がどのようにして決定されるのか、葉原基にリクルートされた細胞が軸に沿った分裂と分化を促すシグナリングシステムは何か、という基本的な問題はまだ解明されていない。遺伝学・生化学・細胞生物学に加えて、ゲノム解析とモデル化などの手法を用いて分子的実体を明らかにするとともに、分裂組織において葉原基の形成される位置とタイミングを規定する分子機構を解析する。具体的には、(1)葉および花器官の原基の形成と領域化に異常を示す突然変異遺伝子の機能と発現を解析する。(2)表側領域特異的な遺伝子発現に重要なmicroRNA165/166の形成と輸送機構について解析を進める。(3)芽生えの茎頂分裂組織・花序および花芽分裂組織や、食用に供するカリフラワーの花芽からmiRNAやpeptideを抽出し、質量分析(MS)法を用いて同定してそれらの機能を解析する。
All 2010 2009 2008
All Journal Article (5 results) (of which Peer Reviewed: 5 results) Presentation (4 results)
Plant J 60
Pages: 564-574
Shoot, and Root. Plant Cell 21
Pages: 3133-1351
Plant Cell Physiol. 50
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Development 136
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Plant Cell Physiol. 49
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