Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
遺伝子発現情報が塩基配列以外の形(染色体蛋白質やDNAの修飾)で細胞分裂後も染色体上に保持される「エピジェネティック」な制御は、多細胞生物の発生過程で大きな役割をもつことが明らかになりつつある。私達はこれまで、DNA低メチル化突然変異下で誘発される発生異常を連鎖解析することによってエピジェネティックな発生制御の標的となる遺伝子を同定するという独自のアプローチをとり、DNAメチル化で制御されるインプリント遺伝子など、いくつかの興味深い遺伝子を同定してきた。このようにして見いだした遺伝子の一つであるBONSAIは、メリステム機能に関与し、その抑制が葉序の異常を引き起こす。本研究では、BONSAI遺伝子など、DNAメチル化で発現が影響される遺伝子を研究素材として、これらの遺伝子における遺伝子発現を制御する機構と、個体発生に対するインパクトを研究する。
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Nature 461
Pages: 423-426
EMBO J. 28
Pages: 1078-1086
EMBO Rep. 10
Science 319
Pages: 462-465
PLoS Genet. 4
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EMBO J. 26
Pages: 3641-3652
http://www.nig.ac.jp/labs/AgrGen/home-j.html