Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
体細胞クローン動物の成功率は現在でも数%しかなく、エピゲノムによる異常がほぼすべてのクローン動物に生じてしまう。その原因は卵子による初期化が不完全であるためだと考えられているが、初期化機構そのものがまったくわかっていない。そこで本研究では、核移植技術を様々な条件で行い、DNA及びヒストンの修飾変化、卵子細胞質の効果、インプリント遺伝子の発現変化、およびマウスの遺伝的バックグランドの影響などについて検討する。最終的に卵子による核の初期化機構の解明を目指すと同時に初期化の促進方法を開発し、体細胞核の完全初期化および異常が生じない健全なクローン個体を高率に作出することを目指している。
All 2010 2009 2008 Other
All Journal Article (4 results) (of which Peer Reviewed: 4 results) Presentation (4 results) Book (4 results) Remarks (1 results) Patent(Industrial Property Rights) (1 results)
Development 137
Pages: 2841-2847
Biol Reprod 83
Pages: 929-937
Development 135
Pages: 3935-3945
Proc Natl Acad Sci U S A. 105
Pages: 17318-17322
http://www.cdb.riken.go.jp/grp/