2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
20101002
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
岩下 明裕 Hokkaido University, スラブ研究センター, 教授 (20243876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 修 広島大学, 大学院・社会科学研究科, 教授 (60231693)
ウルフ デイビッド 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (60435948)
石井 明 東京大学, 大学院・総合文化研究所, 名誉教授 (10012460)
中居 良文 学習院大学, 法学部, 教授 (80365072)
伊藤 融 防衛大学校, 国際関係学科, 講師 (50403465)
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Keywords | 冷戦史 / 外交 / パキスタン / 国際関係 |
Research Abstract |
研究2年目にあたる平成21年度は、ロシア、中国、インドの地域大国外交を国際関係全体のなかで位置づけるべく、米国のシンクタンク及び中国の研究機関とのコラボレーションを強めるとともに、とくに「国際秩序の再編」班として手薄なインドの外交研究者との協力チャンネルを強化することでインド外交研究の幅を広げることを目的として研究実績をっくつた。また本研究の柱のひとつでもある、冷戦史研究については、平成23年度の国際会議の札幌開催を目指して、準備作業をすすめた。具体的には、5月にブルッキングス研究所とユーラシアにかかわる第1回共催シンポジウム(1班分担者から中居良文、吉田修が報告。新学術リーダーの田畑伸一郎、1班代表の岩下も司会・コメンテーターとして参加、4班代表の宇山智彦も報告)、10月にもブルッキングスとの第2回共催シンポジウムを組織した。さらに同じ10月に岩下が東西センター・ワシントンのセミナーで日米同盟と中国・ロシアに関する報告を行い、3月には安全保障と沖縄にかかわるシンポジウムを共催した。中国との協働については、国務院発展研究センター欧亜社会発展研究所との共催により、1月に「日本と中国のユーラシア専門家による戦略対話」を北京で開催した(岩下、田畑の他、1班分担者からは石井明、伊藤融が報告)。インド研究の強化については、国際政治学会の部会セッションで「ユーラシア地域大国外交の比較」を組織するとともに(中居・岩下がコーディネーター)、伊藤融がインド外交を中心にロシア及び中国のそれと比較するかたちで報告を行った。また班の外国人研究員として、公募により、ネルー大学からハッピモン・ジェイコブを招請した。中国、ロシア、インドの冷戦史研究の相互協力を組織するため、分担者のデイヴッド・ウルフが米国を中心に国際会議に参加し、インドや中国の研究者とともに報告を行った。
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Research Products
(21 results)
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[Presentation] Joseph Stalin's India Policy, 1947-19532009
Author(s)
David Wolff
Organizer
Cold War International History Project Woodrow Wilson International Center for Scholars
Place of Presentation
Woodrow Wilson Center for International Scholars, Washington DC, USA
Year and Date
2009-05-18
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