2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
20101002
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
岩下 明裕 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20243876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 明 東京大学, -, 名誉教授 (10012460)
伊藤 融 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, 国際関係学科, 准教授 (50403465)
吉田 修 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (60231693)
Wolff David 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (60435948)
中居 良文 学習院大学, 法学部, 教授 (80365072)
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Project Period (FY) |
2008-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 冷戦史 / 外交 / パキスタン / 国際関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は最終年度にあたるため、主としてこれまでの成果のとりまとめとその発信につとめた。ディヴィッド・ウルフは中国・インド・ロシアの地域大国を中心とした冷戦史研究シンポジウムの成果を査読誌Eurasia Border Review特集号“China's Post-Revolutionary Borders, 1940s-1960s”の招待編者となり、その成果を刊行した。2013年1月に開催された総括シンポジウム「ユーラシア地域大国の比較から見える新しい世界像」では、伊藤融がインド・中国・ロシアの現在の相互関係について、本班を代表して報告した。また2012年11月に福岡・釜山で開催されたBRIT(Border Regions in Transition)第12回世界大会を共催し、インド・中国・ロシアの研究者が当該テーマについて報告し、意見交換する場をつくるとともに、ウルフ他がその成果を報告した。これらセッションの論文の一部の刊行も計画されている。なお本班全体の成果は近日中に、地域大国研究シリーズの書籍「シリーズ・ユーラシア地域大国論」(ミネルヴァ書房)の一つとして出版される。そこでは冷戦期にこの三国が相互に認識をもち、関係をつくり、国際関係の主体として形成されていく様相をまとめた第1部と、冷戦後から現在に至るまでその関係がどのように展開したかの様態を分析した第2部、三国の対外行動のあり方を比較した終章などから構成されており、その分析のスケールと射程はユニークであり、今後の学界の論議や動向に多大なインパクトを与えるに違いない。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(22 results)
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[Presentation] 1945: Turning Point?2013
Author(s)
David Wolff
Organizer
Hokkaido Roundtable “Transitions and Turning Points in 20th-century Russo-Japanese Relations: 1917, 1945, 1991”
Place of Presentation
Davis Center, Harvard University (USA)
Year and Date
2013-01-29
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