2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
20101003
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
唐 亮 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10257743)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松里 公孝 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20240640)
田原 史起 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20308563)
大串 敦 慶應義塾大学, 法学部, 准教授 (20431348)
三宅 康之 関西学院大学, 国際学部, 教授 (50363908)
澤江 史子 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (70436666)
高原 明生 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (80240993)
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Project Period (FY) |
2008-11-13 – 2013-03-31
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Keywords | 統治モデ / 国家統合 / 民族連邦制 / 地方ガバナンス / 社会衝突 / 民主化 / 経済移行 / 世俗主義 |
Research Abstract |
平成24年度は合同研究会、国際セミナー、国際シンポジウムを開催し、相互乗り入れの形でロシア、中国、インドとトルコで現地調査を実施した。共同作業では、政治体制や支配の手法から構成される統治モデルを発展モデルの一部として、欧米各国と地域大国の統治モデルはどこがどう違うか、また各地域大国の統治モデルはどこがどう違うかを視野にいれ、政治経済体制移行のアプローチ、政党制、連邦制と地方自治、コミュニティ政治、アイデンティティ政治(宗教・民族問題)、ガバナンス(統治効率)などを取り上げ、徹底した比較分析の手法によって各国の統治モデルが政治的求心力、ガバナンス能力、社会的安定性および国家近代化のプロセスに与える影響を分析し、そして経済発展と民主化との関連性から各国の将来性を展望した。研究成果の一部として、研究分担者・連携研究者がそれぞれ執筆した『ユーラシア地域大国の統治モデル』(ミネルヴァ書房)のほか、『中国の土地政治:中央の政策と地方政府』(任哲著、勁草書房)や『インド暴力と民主主義 : 一党優位支配の崩壊とアイデンティティの政治』(中溝和弥著、東京大学出版会)計5冊の単著を出版した。政治エリートについて、中国の中央委員・委員候補のデータベースを完成し、集計・分析を行った。成果の一部は2012年夏の国際シンポジウムで報告された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(20 results)