2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
20101004
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Research Institution | Seinan Gakuin University |
Principal Investigator |
上垣 彰 西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田畑 伸一郎 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (10183071)
亀山 康子 独立行政法人国立環境研究所, その他部局等, 研究員 (10250101)
堀井 伸浩 九州大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (10450503)
丸川 知雄 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40334263)
佐藤 隆広 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (60320272)
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Project Period (FY) |
2008-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 地域大国 / エネルギー / 環境 / マクロ経済 / 国際関係 / 国際研究者交流(露、中、印、英、米、韓) |
Outline of Annual Research Achievements |
ロシア、中国、インドの3国およびその他の地域大国が、今後、地域経済大国としてどのようなインパクトを世界に与えているか、また、逆に、世界の政治経済の動向が、これら諸国にどのような影響を与えているかを、マクロ経済・国際金融、産業構造・企業システム、資源・環境問題という側面から検討し、それを踏まえて、これら諸国が地域大国としての地位を維持・発展できるかどうかの展望を導く研究を行った。 本年は研究期間最終年度であり、成果の発表・研究コミュニティへの討議の働きかけを積極的に行った。具体的には、5月に「環太平洋経済・金融システム発展会議」(全米比較経済研究学会後援)(ホノルル)、9月に「欧州比較経済学会」大会(西スコットランド大学)、11月に「全米スラブ・東欧・ユーラシア学会」大会(ニューオーリンズ)に、それぞれ、複数の班員を派遣し、成果の発表および討議に当たらせた。とくに最初の2つの学会において、従来交流の少なかったアジア・西ヨーロッパの研究者との交流が深まったのは幸いであった。 また、データベース構築、国内研究会、班員の現地調査を通じて班員の具体的な研究の成果を共有化し、また、公開することも継続して行なった。 本年度最大の成果は、5年間の本研究プロジェクトの集大成として、ミネルヴァ書房から『ユーラシア地域大国の持続的経済発展』(上垣彰・田畑伸一郎編:2013年3月)を出版したことであった。すでに、各方面から好意的な評価を得ており、日本の研究コミュニティーにインパクトを与えつつある。 なお、学術研究員(プロジェクト研究員)やその他の若手研究者の研究発表の機会を多く設定して、当該分野における若手研究者の育成を図りつつ、研究の活性化をはかった。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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