2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
20101006
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山根 聡 大阪大学, 世界言語研究センター, 教授 (80283836)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長縄 宣博 北海道大学, スラブ研究センター, 准教授 (30451389)
王 柯 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80283852)
岡 奈津子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター, 研究員 (80450493)
古谷 大輔 大阪大学, 世界言語研究センター, 准教授 (30335400)
山口 昭彦 聖心女子大学, 文学部, 准教授 (50302831)
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Keywords | 地域大国 / 国家 / マイノリティ / 移民 / 越境 / 国際研究者交流 / 多国籍 |
Research Abstract |
本年度は,かねてより計画していた国際シンポジウム「回帰と拡散~地域大国における人間の移動と越境」を大阪ブリーゼプラザで12月11-12日の2日間にわたって開催した。シンポでは「聖地巡礼:信仰と消費」「故郷を遠くで想う:ディアスポラへの招待」「モバイル・ビジネスマン:商業ディアスポラとネットワーク」「知識の拡散:エリート養成と国家の輪郭形成」「周縁からの問いかけ」「移動がもたらすもの」の計6セッションを企画し、内外の第一線で活躍する研究者を交えて、ロシア、インド、中国の周縁的存在から見た比較研究を行った。シンポジウムには初日75名,2日目65名の参加者があり、使用言語は英語とした。いずれの報告も刺激的で、地域大国像を異なるアプローチによって検討することができた。分野や地域の異なる報告は、地域大国の輪郭形成を比較研究する上で、その視点を広げる有意義なものとなった。 また12月17-19日の3日間京都国際会議場で開催されたイスラーム地域研究京都国際会議でも「Islamic Homelands inside Regional Powers」のセッションを担当し、ロシア,中国,インドの地域大国内のムスリムの動向について報告を行った。参加者からも3地域大国の比較という新たな手法に対し高い評価を得た。 他にも,研究会(4月19日(大阪大学世界言語研究センター)、7月6日(北海道大学スラブ研究センター)、9月30日(北海道大学スラブ研究センター)、1月18日(大阪大学世界言語研究センター))を開催し、活発な研究活動を続けている。 さらに,新学術領域研究の各研究組織に所属する研究員を中核としたミニカンファレンスを2011年2月12-13日にわたり札幌芸術の森で開催し,若手研究者間の交流を開催した。 以上のように,本年度の研究計画は順調に進めることができた。
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Research Products
(44 results)
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[Presentation] Shah Tahmasb's Kurdish Policy2010
Author(s)
Akihiko Yamaguchi
Organizer
The Eighth Biennial Conference of the International Society for Iranian Studies
Place of Presentation
Doubletree Guest Suites, サンタ・モニカ市 米国
Year and Date
2010-05-29
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