Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
本研究では、「金属原子の自己集合によるクラスター性金属種の形成」、「単位クラスターの超分子的集積化」の二つの異なる自己組織工程を組み合せることで、特定のモルフォルジー(環状、ジグザグなど)をもつ無機クラスター集積体を階層を超えて創発的に組み上げることを目標とする。さらに得られた「集合体の集合体」内に配置された無機ユニット間に働く相互作用を利用して、外部刺激・分子情報に対する応答機能、動的機能の創発をめざすとともに、配列ナノ構造などデバイスへの展開を図ることを目指す。本研究では、まず上記の第1階層に相当する「クラスター形成過程」について体系的な検討を行うことで集積化に適した単位クラスターへの合成ルートを確立する。次いでそこで得られた知見を基に第2階層となる「単位クラスターの超分子集積化」への展開を図り、階層を超えた自己組織化を実現して行く。
All 2010 2009
All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (5 results) Patent(Industrial Property Rights) (1 results)
Small 5
Pages: 1216-1220