2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Mechanism of Face Perception and Recognition in Monkeys
Project Area | Clarification of the mechanism of face recognition by interdisciplinary research |
Project/Area Number |
20119006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Complex systems
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
EIFUKU Satoshi University of Toyama, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (70262508)
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Project Period (FY) |
2008 – 2012
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Keywords | 霊長類 / ニューロン活動 / 顔認知 / 連合記憶 / 視覚探索 |
Research Abstract |
霊長類の脳には「顔」の情報処理に特化した神経回路が存在する.とくにサルでは「顔」の視覚的呈示に対して特異的に反応する「顔」ニューロンが発見されており,認知行動下のサル脳におけるニューロン活動計測は,霊長類の「顔」情報処理系の解明に極めて重要である.本申請課題では,前部下側頭皮質と前部上側頭溝およびこれらの部位と密接な神経結合を有する辺縁系・視床非特殊中継核等のニューロン活動に焦点をあて,以下の二つの研究を行う. (1)「顔」に関する連合記憶のニューロン機構の解明:「顔」のアイデンティティの認知障害は人間では相貌失認と総称され,統覚型と連合型の二型に細分される.前者は「顔」自体の認知障害であり,後者は「顔」とそれに関する意味・名前等の連合記憶の障害である.現時点で,連合型相貌失認の成立を説明し得るニューロンレベルでの知見はほとんどない.本研究では交付期間内に,連合型相貌失認で障害される「顔」に関する連合記憶を擬似的に再現する,「顔」を用いた非対称的対連合記憶課題を導入し,同課題遂行時のサル前部下側頭皮質から「顔」関連ニューロン活動を記録・解析して,「顔」に関する連合記憶のニューロン相関を明らかにすることを目的とする. (2)「顔」の視覚的探索のニューロン機構の解明:「顔」の認知処理には明確に意識に上る顕在的過程だけでなく,意識に上らない潜在的過程が介在することを示唆する多くの知見がある.たとえば,複数の視覚アイテムの集まりの中から「顔」を検出する視覚探索課題を使用した,ヒトにおける認知心理学的研究では,「顔」はトップダウン的な注意を介さずに,効率よくボトムアップ的に検出されることが既に示されている.本研究では交付期間内に,「顔」の視覚探索課題遂行中のサル前部下側頭皮質および辺縁系(主に扁桃体)・視床非特殊中継核(主に視床枕)など皮質下構造から「顔」関連ニューロン活動を記録・解析し,「顔」の視覚探索のニューロン相関を明確にすることを目的とする.
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[Presentation] Pop-out of gaze.2008
Author(s)
Eifuku S., Nagao K., Sugimori M., Ono T., Tamura R.
Organizer
The 2nd WFSBP Asia-Pacific Congress and the 30th Annual Meeting of JSBP
Place of Presentation
富山
Year and Date
20080911-20080913