2012 Fiscal Year Annual Research Report
東アジアから輸送されるエアロゾル化学成分の航空機観測
Project Area | Impacts of aerosols in East Asia on plants and human health |
Project/Area Number |
20120008
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
畠山 史郎 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (30132856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 泉 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (30302912)
新垣 雄光 琉球大学, 理学部, 教授 (80343375)
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Project Period (FY) |
2008-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 東アジア / 航空機観測 / エアロゾル / 輸送モデル予測 / 広報流跡線解析 / 地上同機観測 / エアロゾル金属成分 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成21年10月、平成22年12月および平成24年3月の都合3回の航空機観測によって、本計画研究で予定した秋、冬、春の3季節での東シナ海上空の航空機観測を予定通り遂行することができたので、他の化学成分の分析結果やモデル解析、流跡線解析などを加え、越境汚染の状況を解明し、さらに3年間の観測結果を総合して東シナ海上空における越境大気汚染の状況を解析した。これらの成果に対して日本エアロゾル学会より平成24年度エアロゾル計測上が授与された。また、本研究による観測の成果も含め、20年間の航空機観測の成果に対して環境賞優良賞(日立環境財団主催、環境省後援)が授与された。 平成24年11月29日~12月1日に開催された”International Symposium on Aerosols in East Asia and Their Impacts on Plants and Human Health”と題した国際シンポジウムにおいて口頭発表およびポスター発表を行い、8名の招待講演者(内7名は外国からの招待)らとも活発な議論が行われ、さらに大気環境科学専門誌のAtmospheric Environmentの特集号を発行するため論文を投稿することになった。 また、アウトリーチ活動の一環として、東京農工大学の学園祭と同時に開催された科学技術展に研究成果展示を行って成果の発信に努めた。 平成25年3月には平成24年度の研究成果をまとめた報告書を和文および英文にて出版した。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(17 results)