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2008 Fiscal Year Annual Research Report

東アジア・東南アジアの大気汚染による健康影響の評価

Planned Research

Project AreaImpacts of aerosols in East Asia on plants and human health
Project/Area Number 20120013
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

本田 靖  University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20165616)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中井 里史  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 教授 (70217644)
Keywords東アジア・東南アジア / 粒子状物質 / 硫黄酸化物 / オキシダント / 疫学研究
Research Abstract

曝露情報としての大気汚染データにつき, どのような形式のものが必要か, またどの地域の, どの期間のデータとするかについて, 研究代表者, 研究分担者, 研究協力者が議論を行った.その結果, 既存のデータ以外に, このプロジェクトで必要となることが予測される詳細な1kmメッシュデータを作成することとした.本年度は, 九州地域について, 2000年度から2006年度の常時監視局測定濃度に基づき, 2002年度から2006年度5年間のメッシュ濃度を, 粒子状物質(SPM), SO2およびオキシダントの3物質についての作成が終了した.
東アジア・東南アジアにおける健康影響を評価することを目的としているため, 韓国, 台湾, マレーシア, シンガポールの研究者を招聘し, ワークショップを開催した.ここでは, プロジェクト全体の説明を行った後, 疫学研究としてどのような構想を持っているか, また各国の役割はどのようなものがあるのかについて説明し, 各国の研究の現状及び問題点に関する議論を行った.韓国, 台湾とは統一的な手法で地域の解析を行い, 日本を含めて統合解析をも行うこと, およびその方法論についても合意が得られた.マレーシア及びシンガポールの研究者も, 非常に強い興味を示した.しかしながら, 国の許認可などの問題があるため, 共同研究の可否については持ち帰って検討することとなった.
なお, このワークショップにおいては, 韓国での黄砂の健康影響に関する最新の知見も発表された.解析方法, 結果共々, わが国における研究の参考になるものと思われる.

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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