2022 Fiscal Year Annual Research Report
Optimization and sophistication of stimulated Raman microscope for functional Raman probes
Project Area | Innovative multiplex imaging with functional Raman probes |
Project/Area Number |
20H05725
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小関 泰之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60437374)
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Project Period (FY) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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Keywords | 誘導ラマン散乱 / 超多重イメージング / ラマンプローブ |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、2021年度に引き続き、神谷班と合同で様々なラマンプローブの誘導ラマン散乱(SRS)計測を進めるとともに、2021年度に実施した光スイッチングラマンプローブによる細胞内ミトコンドリアの超解像イメージングの研究成果を取りまとめて論文投稿を行った。さらに、本超解像イメージング法の空間分解能の評価を行った。具体的には、電子線レジストZEP520Aに光スイッチングラマンプローブをドープしてガラス基板上にパターニングを行い、超解像イメージングを行い、得られた結果を誤差関数でフィッティングすることで空間分解能を導出した。その結果、ドーナツビームのパワーを高めるほど空間分解能が向上し、100 nm程度の空間分解能が実現できることをわかった。本成果は雑誌論文に採択済みである。並行して、重水素標識による単一アミノ酸の代謝イメージング実験を行った。重水素化メチオニンをショウジョウバエの成虫・幼虫に投与し、脳、Wing disc、Fat body、腸など様々な組織において炭素-重水素伸縮振動画像を取得することに成功した。腸の幹細胞でメチオニン取り込みが多いことや、Fat bodyにおいてリソソームにメチオニンが蓄積するなど、興味深い結果が得られ、重水素化メチオニンの代謝イメージングにおける有用性を実証した。本成果はすでに雑誌論文に出版済みである(Front. Chem. 11, 114920 (2023))。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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