2023 Fiscal Year Annual Research Report
Genomic modalities of development and differentiation and elucidation of disease mechanisms by their malfunction
Project Area | Genome modality: understanding physical properties of the genome |
Project/Area Number |
20H05940
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
白髭 克彦 東京大学, 定量生命科学研究所, 教授 (90273854)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泉 幸佑 東京大学, 定量生命科学研究所, 客員准教授 (40383707)
朴 聖俊 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (40759411)
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Project Period (FY) |
2020-11-19 – 2025-03-31
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Keywords | コヒーシンローダー / コヒーシン / 転写制御ネットワーク / Cbx1 / NKAP / Brd4 / Aff4 / Hexim |
Outline of Annual Research Achievements |
白髭班は、発生・分化異常を示す遺伝性疾患として知られているコヒーシン病の関連因子による転写制御機構について、DNA物性・モダリティ制御因子の特性と関連づけて明らかにすることを目標としている。これまでに、コヒーシン病の患者に由来する細胞株における次世代シークエンシング解析を中心とした実験を実施し、コヒーシンが転写のモダリティ制御ネットワークを適切にチューニングしており、その破綻が転写異常に繋がることが明らかとなった(論文投稿準備中)。また、朴らがコヒーシン及ひその関連因子による転写制御ネットワークについて大規模なデータ解析を行い、数理モデリング手法の開発等についての成果を論文報告した(NAR Genomics and Bioinformatics 2024; Nature Genetics 2024)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データベースの整備も順調に進んでおり、最終的な目標は達成されるみ込みが立った。論文発表も順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
Aff4のupregulationとNIPBLのdown regulationがコヒーシン病の特徴であることが判明してきた。この点をより分子的な実態として明らかにしたいと考えており、そのために今後はAff4-NIPBLを含む複合体の転写の活性化に伴う変遷を生化学的に再構成系を用いて明らかにしたいと考えている。一方で、コヒーシンの欠損が引き起こす転写異常の実態としてRNAの構造異常が明らかになってきている。コヒーシン病患者についてもRNAの構造について解析を進め病態を明確にしていきたい。
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Research Products
(8 results)