2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Computational anatomy for computer-aided diagnosis and therapy :Frontiers of medical image sciences |
Project/Area Number |
21103003
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
佐藤 嘉伸 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70243219)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 雅敏 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00346206)
中本 将彦 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00380634)
菅本 一臣 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40294061)
山崎 隆治 大阪大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (40432546)
富山 憲幸 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50294070)
多田 幸生 神戸大学, その他の研究科, 教授 (70135812)
菅野 伸彦 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70273620)
|
Project Period (FY) |
2009-07-23 – 2014-03-31
|
Keywords | セグメンテーション / 未知撮影範囲 / CT画像 / 疾患臓器 / 多臓器モデル / 統計アトラス / Random Forest |
Research Abstract |
未知撮影範囲への対応:昨年度までは、計算解剖モデルを適用する際、入力画像の撮影範囲が所定の条件を満たしていることを前提としていた。今年度は、A01-1計画研究班で開発された解剖学的ランドマーク検出法と組合せて、ランドマーク検出結果に基づくRandom Forest回帰により撮影範囲を自動推定した。これにより、撮影範囲の条件が不要になり、任意の未知撮影範囲に対応できるようにした。数十症例を用いた実験により、未知撮影範囲を仮定した場合でも、自動領域抽出精度の劣化が起こらない(精度に有意差が無い)ことを確認した。 疾患臓器への対応:昨年度までは、正常、あるいは、それに近い解剖構造のモデル化と画像からの自動領域抽出を扱ってきた。疾患についても扱ってきたが、正常構造に対する手法の単純適用や部分的な拡張にとどまっていた。今年度は、疾患を有するデータの扱いを主たるテーマとして取り組んだ。具体的には、腎腫瘍、変形性股関節症について、それらの疾患の特性に合わせて、臓器領域、病変領域の自動抽出・認識法を開発した。腎腫瘍については、昨年度開発した正常腎臓のモデルと今年度開発した腫瘍モデルを組み合わせて領域抽出した。変形性股関節症については、疾患の情報を組み込んだ複数構造モデルにより領域抽出した。どちらについても、数十から百症例程度のデータで検証し、提案法により、有意に領域抽出精度が向上することを検証した。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|