2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comprehensive studies of plant responses to high CO2 world by an innovative consortium of ecologists and molecular biologists |
Project/Area Number |
21114009
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
廣瀬 忠樹 東北大学, 生命科学研究科, 名誉教授 (90092311)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
彦坂 幸毅 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (10272006)
衣笠 利彦 鳥取大学, 農学部, 助教 (80403377)
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Project Period (FY) |
2009-07-23 – 2014-03-31
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Keywords | 地球環境変化 / 群落構造 / CO2上昇 / 成長速度 |
Research Abstract |
・植物の成長の高CO2を普遍的に理解するために実験とモデル化を行った。 ・世界各地から収集したシロイヌナズナエコタイプの成長・ガス交換データと生育地の環境の関係を解析した。生長量に関するパラメータは降水量と、ガス交換パラメータは大気の乾燥度と、葉の形態的形質は温度および日射量と相関があることを見出した。 ・水田における開放型CO2付加実験に参加し、普通品種コシヒカリと多収品種タカナリの物質生産にまつわるパラメータがCO2上昇に対してどのように応答するかを調べた。3度のサンプリングと3度のガス交換測定を行った。光合成速度はCO2濃度にかかわらずタカナリが高い傾向にあり、生産量の多さの原因の一つが高い光合成速度によることを明らかにした。 ・葉群内の葉間窒素分配は群落光合成速度に大きな影響を与えるパラメータの一つである。群落に降り注ぐ光が散乱光か直達光かで最適な窒素分配が異なることを理論的に明らかにした。 ・根粒非着生変異体を用いた解析から、葉群動態のCO2応答に窒素固定が重要な役割を果たすことを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)