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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Remote Sensing of ecosystem structure, functioning, and biodiversity

Planned Research

Project AreaDigital biosphere: integrated biospheric science for mitigating global environment change
Project/Area Number 21H05317
Research InstitutionJapan Agency for Marine-Earth Science and Technology

Principal Investigator

小林 秀樹  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(北極環境変動総合研究センター), グループリーダー代理 (10392961)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) Eko Siswanto  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(地球表層システム研究センター), 副主任研究員 (90726762)
甘田 岳  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(北極環境変動総合研究センター), ポストドクトラル研究員 (70907914)
Project Period (FY) 2021-09-10 – 2026-03-31
Keywords森林生態系 / 沿岸海洋生態系 / 生物多様性 / 生態系機能計測 / リモートセンシング
Outline of Annual Research Achievements

本課題では、研究目的達成のために以下に示す3つの課題に沿って研究を進めた。
(課題1)航空機データによる生物圏情報の抽出手法の開発
(課題2)衛星観測データによる広域スケールへの適用
(課題3)生物圏データの地理空間情報の統合とモデルへの活用
課題1における森林研究では、今年度は対象調査地の候補である森林サイトと次年度以降のフィールド観測の打ち合わせを行った。その結果、当初予定していた観測サイトの一つである神奈川県・丹沢エリアでのフィールド調査はとりやめて、北海道大学・苫小牧研究林でのフィールド観測に一本化することになった。沿岸海洋生態系についても、フィールドキャンペーンやフライトプランの計画策定を進め、当初予定していた調査候補地(東京湾、有明海、相模湾ほか)から調査地として東京湾を選定した。また、現地での調査で利用するハイパースペクトルドローンの開発に着手し、システム全体の構成を検討するとともに、新たに近赤外のハイパースペクトルカメラを調達しカメラの試験運用を実施した。課題2については、国内の観測対象地域を中心に、衛星データを収集した。ハイパースペクトルセンサであるHISUIについては、データ取得申請をすすめ、複数地点での画像を入手した。また、赤潮マッピングシステムの開発のためのHPの設計を行った。課題3に関する研究については、当初はモデル研究の計画研究グループとの打ち合わせを予定していたが、課題1及び2に注力したことから実施に至っていない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2021年度は、下半期からの研究開始であったことからフィールド観測のための打ち合わせなど次年度以降の本格的な調査の準備期間に位置づけられていた。具体的な観測計画の策定や準備が進められた。ドローンシステムに搭載するハイパースペクトルセンサについても、年度内調達が困難となったことから、繰越申請を行った上で、2022年度中に調達を進めることができた。本システムは2023年度からの本格運用を予定している。また、衛星データの収集も順調に進められた。宇宙用ハイパースペクトルセンサであるHISUIのデータについては、予定通りデータ取得申請が進み、いくつかのデータを収集することができた。以上、物品の調達にやや時間がかかったものの、全体としては、順調に研究が進んでいる。

Strategy for Future Research Activity

当初の計画に沿って、現場データ及び衛星データの収集を進める。HISUIのデータについては、取得データが極めて限られるため、EnMapなど他国のハイパースペクトル衛星データの収集もすすめる。また、当初の計画では、COVID-19の影響も想定し、現場調査は国内のみを考えていたが、2022年度以降、COVID-19の感染が落ち着きを見せたため、森林研究については、これまでに実績のある米国アラスカ州、沿岸生態系ではタイ国のタイランド湾での観測も追加して実施することにする。

  • Research Products

    (2 results)

All 2022 Other

All Int'l Joint Research (1 results) Presentation (1 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Int'l Joint Research] アラスカ大学フェアバンクス校(米国)

    • Country Name
      U.S.A.
    • Counterpart Institution
      アラスカ大学フェアバンクス校
  • [Presentation] リモートセンシング技術による森林と沿岸海洋生態系の構造と機能の広域観測2022

    • Author(s)
      小林秀樹, SISWANTO Eko
    • Organizer
      第69回日本生態学会大会
    • Invited

URL: 

Published: 2023-12-25  

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