2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Hyper Bio Assembler for 3D Celluler Innovation |
Project/Area Number |
23106008
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
竹内 昌治 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90343110)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 知能機械 / マイクロマシン / マイクロ・ナノデバイス / 細胞・組織 / 再生医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、主に(1)タスクフォース研究、(2)神経細胞ネットワークの構築と検証、(3)折り畳みデバイスによる三次元流路の開発を行った。 (1)タスクフォースの研究として、昨年度に引き続き、重篤な中耳炎手術の際に耳介の後部にあける人工的な切削穴の壁面に、粘膜細胞による細胞シートを移植するデバイスを開発した。昨年度に報告したように、3D プリンターによって Ecoflex によるバルーンデバイスの作製、およびデバイスを利用したシート構造の転写を行う手法は確立できていた。平成27年度は、手術部の形にあったバルーンデバイスを設計した。A03班大和グループと領域内連携により、細胞シートを得て、本デバイスによる細胞シートの転写を検証した。モデルとして中耳手術部を模したゼラチン型を用いた検証を行ったところ、短時間で細胞シートを転写することに成功した。転写した細胞シートを回収して Live/Dead assay を行ったところ、ほとんどの細胞が生存していることが確認された。 (2)神経ネットワーク構築は、構築したネットワークの検証を行った。昨年度までにラット由来の神経細胞のマイクロプレート上での培養、操作を実現していた。平成27年度は、プライマリーセルによる任意のネットワークを構築した。構築したネットワークを免疫染色とカルシウムセンサータンパク質による検証を行ったところ、接続した神経細胞が形態的および機能的に接続されていることが示唆された。 (3)三次元流路の開発では、LARRAMENDY 博士と領域外連携で行われた。本研究では、当領域で発展させたパリレンの調製・操作技術を応用して、短いプロセスで三次元流路を構築することに成功した。また、金層をパターンすることで、流路内に金属のパターンを作製することにも成功している。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)
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[Journal Article] Biofabrication: Reappraising the definition in an evolving field2016
Author(s)
Juergen Groll, Thomas Boland, Torsten Blunk, Jason Burdick, Dong-Woo Cho, Paul Dalton, Brian Derby, Gabor Forgacs, Qing Li, Vladimir Mironov, Lorenzo Moroni, Makoto Nakamura, Wenmiao Shu, Shoji Takeuchi, Giovanni Vozzi, Tim Woodfield, Tao Xu, James Yoo, Jos Malda
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Journal Title
Biofabrication
Volume: 8
Pages: 013001
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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