2015 Fiscal Year Annual Research Report
人工遺伝子回路の機能評価のためのマイクロ流体プラットフォームの開発
Project Area | Synthetic biology for the comprehension of biomolecular networks |
Project/Area Number |
23119006
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
ロンドレーズ ヤニック 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (10548770)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | マイクロ・ナノデバイス / マイクロ液滴 / マイクロ流体デバイス / 合成生物学 / in vitro反応ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までに開発済みのマイクロ液滴系のプラットフォームを,開発済みの双安定性回路や捕食-被捕食者の振動子回路のin vitro反応ネットワークの動作条件探索に適用し,動作条件についての高解像度の分岐図を得ることができるようなった.本年度は,この解析を進めることで,反応ネットワークが予想外の振る舞いを生じた場合について,競合的もしくは確率論的な視点からの議論を進め,その成果を投稿した(accepted pending minor revision by Nat Chem). また,DNA分子を固相化したマイクロ粒子をエージェントとし,エージェントの群行動のためのin vitro反応ネットワークの局所化についての研究を実施した.エージェント間の通信は反応-拡散系ならびにエージェントへ固相化するDNAの設計と開発済みのDNA Tool Boxでプログラム(制御)することができる.具体的には,双安定状態のエージェントと単安定状態のエージェントを実装し,エージェントを導入したマイクロ流路内で進行波様の通信パターンを形成することができた.加えて,粒子に固相化するテンプレートDNAの設計を改良することでエージェントの相互作用の線型性を向上させることにも成功している. 領域内では,花井班の要求に応じ改良を行ったマイクロ流体デバイスの提供を引き続き行い共同研究を実施している.また,伊庭班との共同研究である,in silicoで進化するin vitro反応ネットワークの実装法についての成果を仏国の研究グループ(N. Bredecheら)との共同研究にも応用した.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] DNA Circuitry2015
Author(s)
rondelez
Organizer
Systems Chemistry 2015
Place of Presentation
Rolduc Netherlands
Year and Date
2015-05-19 – 2015-05-22
Invited
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