2017 Fiscal Year Annual Research Report
An empirical study on political economy of infrastructure investment, land reform, and educational reform in emerging economies
Project Area | Studying Interactions between Politics and Economic Development in Emerging Countries |
Project/Area Number |
25101002
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
園部 哲史 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (70254133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 朋哉 小樽商科大学, 商学部, 教授 (80420305)
木島 陽子 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (70401718)
山内 慎子 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (50583374)
大塚 啓二郎 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 特命教授 (50145653)
Munro Alistair 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (10515654)
Estudillo J P 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (90456343)
LITSCHIG Stephan 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (60811304)
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Project Period (FY) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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Keywords | 新興国 / インフラ / 土地制度 / 教育 / 政治 / 経済 / ミクロ実証 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究班では、新興国経済の発展段階に見られる共通の経済現象に関して、自らの仮説と、本領域の他の研究班が歴史研究や理論研究から導き出した仮説を、個人・家計・企業などのミクロの主体に焦点を当てた独自の調査に基づいて厳密に検証するとともに、現場の実態に関する情報を、他の研究班にインプットとして提供することを目的としてきた。最終年度である平成29年度は、1)これまでに収集したデータを分析し国際学術雑誌への掲載を目指し論文を執筆すること、2)継続中の調査プロジェクトを成功裡に終結させること、3)本領域研究全体の集大成として刊行する「新興国研究」に関する英文の研究叢書の作成に積極的に参画することを目標とした。ほぼすべての点に関し計画通り順調に進捗したが、本研究班の研究代表及び分担者がイニシアティブをとって執筆及び編集を行っていた4冊の英文叢書の出版が、レフリーの都合により遅れたため、研究終了時期を1年延期した。しかし平成30年度中にめでたく4冊ともオープンアクセスの書籍として、世界的に著名な出版社Springer社から刊行できた。さらに、Emerging-Economy State and International Policy Studiesという書籍シリーズを同出版社に設け、新興国研究の発表の場とすることに成功した。また、平成29年度及び30年度には、研究代表者および研究分担者による査読付き国際学術雑誌への論文の掲載実績は18本と多数に及び、重要な国際学会での研究報告も7回と多かった。このほかに国際学術雑誌へ投稿し審査結果を待っている論文も今後採択され掲載されることが期待される。また、本プロジェクトから得た知見を一般社会へ発信するための邦文書籍の出版準備も進んでいる。このように、研究成果を世界に向けて広く発信するという目標は達成されたと言ってよいと考えている。
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Research Progress Status |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(36 results)