2017 Fiscal Year Annual Research Report
Structural basis of Atg proteins responsible for autophagy
Project Area | Multidisciplinary research on autophagy: from molecular mechanisms to disease states |
Project/Area Number |
25111004
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Research Institution | Microbial Chemistry Research Foundation |
Principal Investigator |
野田 展生 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 部長 (40396297)
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Project Period (FY) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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Keywords | オートファジー / 結晶構造 / 選択的オートファジー |
Outline of Annual Research Achievements |
オートファジーは細胞内の主要な分解系であり,Atgタンパク質群が互いに協力して働くことで引き起こされるが,そのメカニズムは不明な点が多い.本研究ではAtgタンパク質群の立体構造を明らかにすることで,オートファジーの未解決課題解明に向けた構造基盤を作ることを目的としている.本年度はオートファジーを制御する主要因子であるAtg8について,その特異的E1酵素Atg7との新規結合様式をX線結晶構造解析により決定した.立体構造に基づいた変異体解析の結果と合わせて,Atg8がAtg7に多段階で相互作用することでAtg7の活性部位周辺の構造変化を惹起し,Atg7の活性部位へと結合することで活性化反応を受ける一連のメカニズムを明らかにした.さらにAtg8と結合する新規タンパク質を同定し,Atg8との複合体の結晶構造を決定することで,従来のAtg8結合モチーフで見られる分子間ベータシート相互作用とは異なり,ヘリックス様構造を用いてAtg8と結合することを明らかにし,この種のAtg8結合モジュールを“ヘリカルAtg8結合モチーフ”と命名した. 非選択的オートファジーではAtg1複合体が足場タンパク質複合体として機能するが,選択的オートファジーではAtg11が足場タンパク質として機能することが知られている.Atg11について生物物理学的な解析を行い,Atg11が長く伸びた平行のコイルドコイル二量体を形成することを明らかにした.マイトファジーの受容体であるAtg32とAtg11との相互作用解析を行い,それぞれのタンパク質の結合領域を同定した.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(13 results)
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[Journal Article] Atg7 activates an autophagy-essential ubiquitin-like protein Atg8 through multi-step recognition.2018
Author(s)
Yamaguchi, M., Satoo, K., Suzuki, H., Fujioka, Y., Ohsumi, Y., Inagaki, F. and *Noda, N. N.
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Journal Title
The Journal of Molecular Biology
Volume: 430
Pages: 249-257
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Endosomal Rab cycles regulate Parkin-mediated mitophagy.2018
Author(s)
*Yamano, K., Wang, C., Sarraf, S. A., Munch, C., Kikuchi, R., Noda, N. N., Hizukuri, Y., Kanemaki, M. T., Harper, W., Tanaka, K., *Matsuda, N., *Youle, R. J.
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Journal Title
eLife
Volume: 7
Pages: e31326
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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