2018 Fiscal Year Annual Research Report
Research on ambient intelligence systems to support human-machine mutual-adaptation
Project Area | Cognitive Interaction Design: A Model-Based Understanding of Communication and its Application to Artifact Design |
Project/Area Number |
26118006
|
Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
今井 倫太 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60348828)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 哲雄 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (40343389)
篠沢 一彦 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 知能ロボティクス研究所, 連携研究員 (80395160)
大澤 博隆 筑波大学, システム情報系, 助教 (10589641)
長谷川 孔明 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30816210)
|
Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2019-03-31
|
Keywords | ヒューマンエージェントイ ンタラクション / 他者モデル / 相互適応 / 擬人化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,人と人工物の間のインタラクションにおいて,今性のある振る舞いの生成ならびに利用の研究,他者モデルを人に抱かせる手法の研究,他者の状態を推定する手法の研究を行なった. 今性のある振る舞い生成の研究では,動力学系でロボットの視線制御手法を実現した.人と目を合わせたい制約,人と目を合わせたく無い制約,人と目を合わし続けたたくない制約を動力学系の式として組み込み,動力学系のエネルギを最小化する事でロボットを動作させる.人とロボットの双方の視線を動かすタイミングに応じて,単純な条件分岐アルゴリズムでは構築することのできない多様な振る舞いを生成することに成功した.また,前年度まで開発してきた人のジョイスティックの操作方法に応じて適応的に走行ゲインを変更する電動走行車に対して,人が人馬一体感を感じる手法を検討した.車椅子の走行ゲインの変更を,擬人化エージェントが事前に知らせることで,電動車椅子に対する人の印象が向上することを明らかにした.さらに, 複数ロボットのオーバーラッピング動作による今性のモデルの実装も行い,今性のあるオーバーラッピング動作によって,ロボット間のコミュニケーションの場を人が認識するようになることを明らかにした. 他者モデルを人に抱かせる手法の研究では,画像処理によって人の顔のパーツ(目,口)を任意の物体上に表示する手法を実現した.また,擬人化可能なロボットを用いて小学生達が本の紹介を行えるシステムを開発した.単純な図書紹介と異なり,擬人化ロボットとのインタラクションを想定した紹介コンテンツの作成を可能とした. 他者の状態を推定する研究では,ロボットとコミュニケーションしている人がロボットとのコミュニケーションに対して持つ興味度を推定する研究を行なった.ロボットとのコミュニケーション中の人の顔の向きを用いることで,7割の精度で推定できることが明らかになった.
|
Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(21 results)
-
[Journal Article] Clarifying Privacy, Property, and Power: Case Study on Value Conflict Between Communities2019
Author(s)
Ema, A., Osawa, H., Saijo, R., Kubo, A., Otani, T., Hattori, H., Akiya, N., Kanzaki, N., Kukita, M., Komatani, K. & Ichise, R.
-
Journal Title
Proceedings of the IEEE
Volume: 107
Pages: 575 - 581
DOI
Peer Reviewed
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Book] 信頼を考える: リヴァイアサンから人工知能まで2018
Author(s)
小山虎, 稲岡大志, 永守伸年, 秋谷直矩, 小山虎, 酒井泰斗, 高史明, 西山真司, 上出寛子, 広瀬悠三, 菅原裕輝, 笠木雅史, 永守伸年, 和泉悠, 朱喜哲, 仲宗根勝仁, 成瀬尚志, *大澤博隆
Total Pages
354
Publisher
勁草書房
ISBN
4326102705