2018 Fiscal Year Annual Research Report
Modeling of slow dynamics on body representations in brain
Project Area | Understanding brain plasticity on body representations to promote their adaptive functions |
Project/Area Number |
26120005
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
淺間 一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (50184156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 宏和 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (00332320)
井澤 淳 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20582349)
近藤 敏之 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60323820)
矢野 史朗 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (90636789)
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Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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Keywords | 脳内身体表現 / スローダイナミクス |
Outline of Annual Research Achievements |
我が国において高齢者人口が占める割合は25%を超え,超高齢社会である.高齢者では加齢に伴う身体機能の低下だけでなく,脳卒中などになる割合も増え,その結果として片麻痺などが生じると運動機能が著しく制限される.特に片麻痺などでは運動機能の変化が急激に起こるため,発症前に脳内に構築されていた脳内身体表現と実際の身体との間に齟齬が生じてしまい,運動が適切に生成できなくなってしまう.このような状況を改善するためには,適切にリハビリテーションを行い,脳内身体表現の更新を行うことが重要である. 一方で我々の従来研究から,運動主体感や身体所有感が脳内身体表現の更新に影響を与えていることがわかっている.またリハビリテーションでは自分の体が思うように動かないことから,リハビリテーションのモチベーションも低下する.そのため,本研究ではリハビリテーション中の運動主体感を高く保持させるシステムを構築し,リハビリテーションを通じて脳内身体表現の改善を行う. 本システムは仮想現実の技術を用い,ヘッドマウントディスプレイの中に球を表示し,また腕と球の動きを同期させた.また画面上に表示される様々な軌道をなぞらせるように腕を動かしてもらった.本システムでは特に実際に軌道を正確になぞれていないような状況でも,あえてディスプレイ上ではタスクが達成できているように表示を行った.このようなフィードバックを行うことで,たとえ運動の成果が良くなくても運動主体感を維持することができるということがわかった.
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(25 results)
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[Journal Article] Skill Extraction from Nursing Care Service Using Sliding Sheet2018
Author(s)
An Qi、Nakagawa Junki、Yasuda Junko、Wen Wen、Yamakawa Hiroshi、Yamashita Atsushi、Asama Hajime、The University of Tokyo 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, Japan、Recruit Co., Ltd., Tokyo, Japan、No Lifting Association in Japan, Kobe, Japan
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Journal Title
International Journal of Automation Technology
Volume: 12
Pages: 533~541
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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