1989 Fiscal Year Annual Research Report
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01050027
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
山藤 馨 九州大学, 工学部, 教授 (90037721)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小笠原 武 日本大学, 理工学部, 教授 (40059340)
塚本 修巳 横浜国立大学, 工学部, 教授 (30017975)
高橋 秀明 東北大学, 工学部, 教授 (10005267)
能登 宏七 岩手大学, 工学部, 教授 (40005898)
岡田 東一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (40028999)
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Keywords | 核融合 / 超伝導 / 超伝導マグネット構成材料 / 超伝導マグネット技術 / ヘリカル装置の超伝導化 |
Research Abstract |
本年度は核融合特別研究の最終年度に当たるため、10年間のまとめをも兼ねて、マグネット構成材料及びマグネット技術の2サブ班構成の下に4件の計画研究を行った。本研究ではこれらの計画研究の円滑な推進、総合的見地からの計画研究間の調整及び研究成果のまとめの方向付けを目的として、次の研究活動を行った。 1.総括班会議及び幹事会 本年度の計画研究の遂行方針並びに本研究班の本年度活動方針の決定のために2回の幹事会及び1回の総括班会議を開催した。 2.ワークショップの開催 過去10年間に行ってきた研究成果を現在進行中のヘリカル型核融合実験装置のR&Dに生かすことを目的として、設計面から要請される研究内容及び必要な研究テーマに関するワークショップを2回開催した。 ○第1回ワークショップ:大型ヘリカル装置超伝導化の課題と超伝導班の研究課題 平成元年9月14日 横浜国立大学 ○第2回ワークショップ:ヘリカル装置超伝導化 平成2年1月19日〜1月20日 東北大学工学部 なお、ワークショップの準備のためのワーキンググループ会合を計4回行った。 3.報告書 本年度の研究成果のまとめと報告を兼ねて、次の報告書を印刷・配布した。 ○ヘリカル装置超伝導化(A4判 271頁) ○超伝導マグネットの総合的研究(B5判 139頁)
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Research Products
(6 results)
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[Publications] K.Yamafuji et al.: "A Theory of Thermally Activated Flux Creep in Nonideal Type II Superconductors" Physica C. 159. 743-759 (1989)
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[Publications] S.Nishijima et al.: "Data Base of Organic Composite Materials for Low Temperature Use" The memoirs of the Institute of Scientific and Industrial Research,Osaka University. 46. 81-87 (1989)
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[Publications] K.Noto et al.: "Status of High Field Magnets and Advanced High Field Superconductors" Proc.Int.Sympo.“New Developments in Applied Superconductivity"ed.Y.Murakami. 36-43 (1989)
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[Publications] 松下敬、他: "シャルピー衝撃試験と小型パンチ試験における破面遷移挙動の相関について" 日本機械学会論文集(A編). 55. 1619-1622 (1989)
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[Publications] O.Tsukamoto: "Stability Analysis of Superconducting Magnets:an Approach to Quantification of Energy of Disturbance Cased by Conductor Motion" Cryogenics. 29. 616-620 (1989)
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[Publications] T.Ogasawara: "The Stability of Composite Tape Superconductors against Transient Thermal Disturbances" Cryogenics. 29. 825-829 (1989)