1989 Fiscal Year Annual Research Report
MCAT(Medical College Admission Test)Skills Analysis法に関する研究
Project/Area Number |
01102022
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
西園 昌久 福岡大学, 医学部, 教授 (30078787)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 仁雄 九州大学, 医学部, 教授 (40038766)
渡辺 陽之輔 慶応義塾大学, 医学部, 教授 (20051013)
懸田 克躬 (財)医学教育振興財団, 理事長
松岡 雄治 福岡大学, 医学部, 教授 (70078773)
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Keywords | Skills Analysis法 / 問題解決能力尺度 / 正確率 / 識別係数 / 因子分析 / Quantitative問題 / Reading問題 / 生活行動特性 |
Research Abstract |
平成元年度における、特定研究「MCAT(Medical College Admission Test)Skills Analysis法に関する研究」での研究実績を要約すると、次の通りである。 1.問題の作成 前年度の問題での在学生を対象にした試行資料についての因子分析結果から問題作成にもっと工夫が要ることが明らかになったので、本年度は後述する「問題解決能力尺度」を研究しながら、それと関連して問題作成を行った。 2.在学生についての試行 岩手医大、群馬大学、慶応義塾大学、順天堂大学、東京女子医大、杏林大学、東海大学、横浜市大、岐阜大学、大阪医大、関西医大、兵庫医大、川崎医大、高知医大、九州大学、福岡大学の1学年生総数1,272名の協力を得て試行を行ない、各問題の適否を正確率、識別係数などから検討した。 3.因子分析による解析 従来の因子分析による検討では、Quantitative問題は各問題間の相関が高いのに、Reading問題では孤立した傾向が強いことが指摘された。今回、1.に述べたように、問題作成に工夫を加えたところ、Reading問題でも各問題間の相関が高まった。 4.問題解決能力尺度の開発 Skills Analysis法を実用化するためには、問題作成がガイドラインを示す必要がある。その準備として本尺度の開発を始めた。 5.Skills法得点と生活行動特性との関連 試行と同時にアンケ-ト調査を行ない、標記の解明を行った。
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