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1989 Fiscal Year Annual Research Report

わが国大学等における共通基盤的技術(ジェネリック・テクノロジ-)に関する研究の実態調査

Research Project

Project/Area Number 01102037
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

市川 惇信  東京工業大学, 総合理工学研究科, 教授 (60016714)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山本 明夫  東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (30016711)
戸川 達男  東京医科歯科大学, 医用機材研究所, 教授 (40013859)
堂下 修司  京都大学, 工学部, 教授 (00025925)
根岸 正光  学術情報センター, 研究開発部, 教授 (90114602)
児玉 文男  埼玉大学, 政策科学研究科, 教授 (20016538)
Keywords共通基盤的技術 / ジェネリック・テックノロジ-
Research Abstract

本調査研究の目的は、将来の技術に共通する基盤となる基礎技術(いわゆるジェネリック・テクノロジ-、以後「共通基盤的技術」という)の研究事例を調査し、その発生の背景を解析すると共に、大学等の役割と貢献の実態を調査することにある。
本年度は2年計画の1年目であるので、共通基盤的技術の定義付け、類似の概念との関連、及び、対象となる技術について調査を行った。
すなわち、定義としては、(1)あるブレ-クスル-を実現し、広範かつ永続的な異議をもつ基本的技術、(2)既存技術を画期的に改善し、既存技術に(1)似云う技術と同等な生命を与えた技術、(3)世界の技術の基準・標準となる装置の開発・デ-タの蓄積、(4)きわめて普遍的な生産技術、のいずれかとした。
この定義の下で、共通基盤的技術の例を、2つの方法により調査した。(1)科学技術庁官賞等、賞を授与された技術のうち、上記の定義に合致すると見られるものの抽出(2)国公私立大学の工学部長、大学院研究科の長、及び研究所長に、当該部局において発生した上記の定義による技術の推薦の依頼。
現在調査結果を集計中であり、来年度以降これらの中から、適当と考えられるものを選抜し、その背景の具体的調査に入ることとする。
上記の定義及びそれに基づく事例を、日米科学技術協力協定の高級諮問会議に提案し、共通基盤的技術という言葉を提案した米国側委員の意見を求めた。その結果、日米両国において、今後引続き調査を進めることとなった。

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Published: 1993-03-26   Modified: 2016-04-21  

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