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1990 Fiscal Year Annual Research Report

「伝統消費型都市における相互扶助システムと社会サ-ビス」

Research Project

Project/Area Number 01301021
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

倉沢 進  東京都立大学, 人文学部, 教授 (80086925)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松本 康  名古屋大学, 文学部, 講師 (80173920)
小林 良二  東京都立大学, 人文学部, 助教授 (10137010)
金子 勇  北海道大学, 文学部, 助教授 (50113212)
岡本 英雄  上智大学, 文学部, 教授 (20119126)
森岡 清志  東京都立大学, 人文学部, 助教授 (50125358)
Keywords第一次関係 / 社会層 / 世帯 / 町内会 / つきあいの様式
Research Abstract

山形市内のなかで、中心部からの距離、住民の階層性、町の成立過程等地域特性を異にする4地区を選定し、これらの地域内の世帯主を対象とする全戸調査を2回実施した。
1990年9月に行った第1回の調査では、第一次関係の実態把握を主たる目的とし、学生調査員による面接法を採用した。また続いて12月に実施した第2回の調査は、居住歴や社会意識のあり方を明らかにすることを主眼にした留置調査であった.
この2回の調査の主目的は、1)山形市における社会層の析出、2)山形市における特徴的な社会層と、各町内会の組織やつきあいの様式との関わりを明らかにすること、3)近隣関係の詳細な実態把握、4)友人関係形成の契機がいかなる同質性に基づくのか、それとも何らかの異質性に基づくのか、この点を明らかにすることである。特に2)においては、これを規定する要因が、生態学的なものなのか、それとも非生態学的なものなのかが分析の焦点となる。
2回の調査およびこれと平行して実施したインテンシブ調査の結果は現在分析を進めており、そのファインディングスの一部が明らかとなっている。これを見ると、4地点における世帯の町内での地位には、かなりの差異があることが確認された。今後はさらに分析を進め、この差異を明らかにする指標を確たるものにするとともに、この差異を生み出す文化的、社会的要因も明らかにしていきたい。

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Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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