1989 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01306017
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
松井 剛一 筑波大学, 構造工学系, 教授 (80029496)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 昌信 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (90051466)
外山 茂樹 名古屋大学, 工学部, 教授 (50115606)
辻 裕 大阪大学, 工学部, 教授 (10029233)
芹沢 昭示 京都大学, 工学部, 助教授 (10027146)
坂口 忠司 神戸大学, 工学部, 教授 (50031076)
|
Keywords | 国際会議 / 企画準備 / 混相流 / 二相流 / 工学全般 |
Research Abstract |
実施計画にしたがって、各研究者の調査、ワ-キンググル-プ(10回開催)での会議内容の検討および企画案の作成、および全体会議(3回開催)でのワ-キンググル-プによる提案の検討および企画のまとめを行い、本研究の目的を達成することができた。 まず、各研究者の調査内容をアンケ-ト方式で提出してもらい、これをワ-キンググル-プ(上記6名で構成)でまとめて企画内容のたたき台を作成し、これを全体会議に諮って企画の基本方針を立てた。ついで、ワ-キンググル-プで詳細に検討して核となる案を作成し、これを、全体会議に諮り最終の企画とした。 広い工学の分野の混相流研究者が同じ土俵で議論できるような学際的な国際会議を開き、会議の効果が十分に現れる企画を立てるということが目的であるから、この要請を満足する企画を立てることに重点を置いた。本調査研究によって作成した企画は、混相流における最近の発展と将来の研究目標を考慮し、かつ、産・学・官の研究者・技術者の活発な交流のできる課題を採用することにした。企画をまとめる過程において、欧米諸国の著名な研究者との意見交換も行った。 具体的課題は、大きく(1)混相流の基礎、(2)混相流関連技術、(3)実験技術と画像処理技術の3グル-プに分け、産学官の研究者が共通に議論できるように配慮した。グル-プ(1)には、相互作用、衝突・合体・崩壊現象、乱流現象、界面現象等を含み、(2)には、関連機器の問題と設計技術、制御技術、コ-ド開発等を含み、(3)には、計測技術、可視化・画像処理、コンピュ-タシミュレ-ションとグラフィックスを含む。 混相流国際会議は、関連学協会ならびに欧米諸国の著名な研究者の協力を得て、平成2年9月に筑波大学で開催されることになった。
|