1989 Fiscal Year Annual Research Report
学校の自己革新と校長のリ-ダ-シップに関する基礎的・実証的研究
Project/Area Number |
01450041
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
小島 弘道 筑波大学, 教育学系, 助教授 (80030584)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北神 正行 岡山大学, 教育学部, 講師 (80195247)
朴 聖雨 筑波大学, 教育学系, 助教授 (40181052)
門脇 厚司 筑波大学, 教育学系, 助教授 (80015924)
下村 哲夫 筑波大学, 教育学系, 教授 (20035877)
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Keywords | 校長像 / 役割期待 / 校長職 / リ-ダ-シップ行動 / 資質能力 / 選考制度 |
Research Abstract |
前年度に都道府県教育委員会及び教育センタ-(研究所)等から収集した諸資料を主な分析材料として、校長の資質能力形成・選考・任用の制度と実態に関する考察を行い、日本教育経営学会第29回大会(平成元年5月27日、筑波大学)にて発表した。また、その内容を発展させるかたちで「筑波大学教育学系論集」第14巻1号(1989年10月刊)において公表している。 その後、教員による校長への役割期待、校長の資質能力内容、学校内部における校長のリ-ダ-シップ行動、そして、それに対する教員の認識、等に関する実態を明らかにするための調査票の作成作業を進めていった。 まず、調査票作成の前提作業として、日本における校長職及び校長の役割期待に関する歴史的検討を進めた。そして、主にアメリカにおける先行研究に依拠しながら、校長の役割期待・リ-ダ-シップ行動解明のための理論的枠組みの検討を行った。 また、これらの作業と同時並行して、退職校長、現職校長、教頭、一般教員数名に対してインダヴュ-調査を実施し、校長の学校経営観、学校内部における校長の具体的職務・行動に対する教員の見方などについての基礎情報を得た。 以上のような作業を経て、〔校長用〕と〔教員用〕の質問紙案についての議論を重ね、調査票を完成させ、90年3月〜4月にかけて調査を実施する予定である。
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Research Products
(1 results)