1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01450062
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Research Institution | National Language Research Institute (NLRI) |
Principal Investigator |
宮島 達夫 国立国語研究所, 日本語教育センター, センター長 (30099915)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小沼 悦 国立国語研究所, 言語体系研究部, 第2研究室研究員
石井 久雄 国立国語研究所, 言語体系研究部, 第3研究室長 (70124188)
野村 雅昭 早稲田大学, 日本語研究教育センター, 教授 (60000428)
林 大 国立国語研究所, 名誉所員 (20000002)
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Keywords | シソ-ラス / 『分類語彙表』 / 文献調査 / 同類語 / 反対語 / 慣用句 |
Research Abstract |
1.『分類語彙表』の増補[モニタ-からの報告によるもの]全員から報告があったわけではないが、極力とりいれて修正した。[ワ-プロソフト「一太郎」の<同類語辞書(約25000語)>によるもの]約600語。すでに『分類語彙表』にあるものが多く期待したほど役にたたなかった。[中村一男『反対語辞典』からの増補]約2000語。新語の追加よりも、ある分類項目に一方だけがあるばあいの増補が大部分。[慣用句の追加]約400語。 2.増補版『分類語彙表』の表記の統一『新選国語辞典』により前年度紙のうえで修正したものを、ファイルに入力した。 3.『分類語彙表』を利用した研究の調査 下記の文献を調査し、約70の論文をえた。『国語学論説資料』106冊/『講座日本語の語彙』12巻/『近代語研究』8巻『国語語彙史の研究』9巻/その他論文集数十冊『国語学』/『計量国語学』/『言語生活』/『情報処理』 4.国立国語研究所での数回の研究会のほか、下記の合宿研究会をひらいた。9月:『分類語彙表』への類語・反対語の追加2月:上記追加部分の点検・慣用句の追加・文献調査結果の検討 5.「モニタ-通信」の発行本年度は2回刊行。 以上の研究活動、とくに3.にのべた文献調査により、本研究の目的である<言語研究におけるシソ-ラスの利用法>について概観することができ、また『分類語彙集』の増補についても、大体のメドがついた。
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Research Products
(2 results)