1989 Fiscal Year Annual Research Report
大都市近郊農村地域における居住環境整備計画の立案・評価に関する研究
Project/Area Number |
01450096
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
土肥 博至 筑波大学, 芸術学系, 教授 (90015800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菱山 謙二 筑波大学, 社会科学系, 助教授 (30045067)
上笹 恒 筑波大学, 哲学思想学系, 教授 (00091893)
若林 時郎 九州芸術工科大学, 教授 (30110472)
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Keywords | 計画立案プロセス / 混住化集落 |
Research Abstract |
はじめに、本研究に関連するいくつかの研究成果の収集・整理を行った。研究の具体的内容については、研究目的にそって以下の点を明らかにした。 (1)広域レベルにおける居住環境整備課題の整理について 広域的視点から、現行の法制度(都計法・農地法・農振法等)の整理を行った。次に、混住化を前提とした農村開発が、法制度上でどのように裏付けられているかを「広域レベル→市町村レベル」といった流れの中で整理した。具体的には、現行法の中から、地域整備の立案・策定にかかわる要点(プロセス)を引き出し、基本的なフロ-チャ-トの作成を行った。また、そのフロ-チャ-トに首都圏内各市町村において混住化に関する指標を分析した結果から得られた混住化類型をあてはめ、仮想フロ-チャ-トを作成した。 (2)集落レベルにおける居住環境整備課題の整理について はじめに、集落地域整備法より、集落整備の立案・策定にかかわる要点(プロセス)を引き出し、基本的なフロ-チャ-トを作成した。次に具体的な調査事例地を設定して、農林業センサスを中心とした既存統計資料による混住化しつつある集落の特性を整理し、また、独自にアンケ-ト及び聞き取り調査実施し、集落のコミュニティや居住環境等の視点から、混住化集落のプロトタイプを作成した。さらに、前述のフロ-チャ-トを作成した。 今後は、実際の事業にあたった当事者(計画サイド・住民サイド・行政サイド)に、各レベルで作成したフロ-チャ-トについて、ヒアリングを実施し、問題点を修正した上で、フロ-チャ-トの改良版を作成したいと考えている。
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Research Products
(1 results)