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1991 Fiscal Year Annual Research Report

日本とフィンランドの比較による高齢社会のソ-シャルサ-ビスシステムに関する研究

Research Project

Project/Area Number 01450104
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

小澤 紀美子  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (40114813)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松村 祥子  群馬大学, 教育学部, 教授 (50134268)
Keywords高齢社会 / ソ-シャルサ-ビス / ケアサ-ビス / フィンランド
Research Abstract

日本型地域福祉のサ-ビスシステムを構築するためには、外国の実態や先進的事例の導入だけでなく,社会的・文化的環境の要因分析及び家族関係,近隣や地域社会の実情の対応を考慮したシステムを開発していかなければ,高齢者の真のニ-ズに対応できないことになる。
本研究は3年目のまとめにあたり,上記の観点にたち,以下のように研究を進めた。
(1)ケアサ-ビス供給主体への調査により,昨年度の研究より求められたソ-シャルサ-ビスシステムの問題構造を明らかにし,日本のサ-ビスシステムの方策を考察した。
(2)1年目の研究で得たデ-タよりライフヒストリ-からみた高齢者の生活を分析し,生活設計の観点から高齢社会におけるサ-ビスシステムの対応策を考察した。
(3)高齢者の自立した生活をサポ-トする住民組織や住民の意識のあり様について,文献調査及び研究代表者及び分担者が過去に実施した調査より考察し、そのサポ-トのための組織づくりの課題をまとめた。
(4)フィンランドの研究成果(概要)との比較を行った。
以上の多角的な検討を報告書としてまとめた。
高齢者へのソ-シャルサ-ビスは単に物的条件や制度を整備するだけでは対応は不十分である。本研究のライフヒストリ-からの分析では,若年層時からのライフスタイルの確立が重要であることが解明され,さらに総合的・相立関連性のあるサ-ビス形態が望まれていることが明らかになった。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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