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1989 Fiscal Year Annual Research Report

印刷配線板設計に関する知識獲得及び自動レイアウトシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 01460148
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

芳野 泰成  東京大学, 工学部, 助手 (50220702)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 太田 裕治  東京大学, 工学部, 助手 (50203807)
冨田 昌宏  東京大学, 工学部, 講師 (60188787)
土肥 健純  東京大学, 工学部, 教授 (40130299)
KeywordsCAD / プリント配線板 / エキスパ-トシステム / 知識獲得 / 素子配置 / 配線 / クラスタリング / バス
Research Abstract

1.クランスタリングル-ル獲得について、熟練設計者を設計図面を知識源とする知識獲得システムを構築した。素子の形状やバスの接続構造に着目して、ル-ル形式の知識を生成する。また、ル-ルの適用、更新、評価を、簡単なメニュ-形式で同一の環境下で繰り返し行い、客観性の高い知識を獲得することを可能とする。
2.クラスタ配置ル-ル獲得について1.と同様、熟練設計者の設計図面を知識源とする知識獲得システムを構築した。本システムでは、特に回路の全体の信号の流れを決定するバスに着目して、クラスタ配置を行なうという特徴を持つ。1.と同様の知識獲得環境を提供することで、客観性の高い知識の獲得が可能である。
3.1.および2.で獲得したル-ルを利用した、配置エキスパ-トシステムを構築した。本システムは、クラスタリング、クラスタ配置、素子配置の3段階より構成し、前2者に上記のル-ルを適用する。また素子配置についても、一部ル-ルを適用し、熟練者の配置に類似した結果を得る。
4.自動配置については、新しい配線アルゴリズムを開発した。本手法は、配置の際に重要なポイントとなったバスを、可能な限り熟練者の設計結果に見られるように、束ねて配線する。また、全てのネットの影響を考慮したグロ-バルな視点から配線経路を決定する。
5.1.2.及び3について、実験により、知識獲得に用いた図面の数が増えるにつれて、熟練者の結果への類似度が高まり、獲得された知識が熟練者の設計戦略に収斂し、最終的に、熟練設計者による結果と類似した配置結果が得られることを確認した。また、4については、手法を確立し、これを専用プロセッサで実現するためにそのア-キテクチャに対するシミュレ-ションによる評価実験を行っている段階である。

  • Research Products

    (3 results)

All Other

All Publications (3 results)

  • [Publications] T.Fujii: "KAT:Knowledge Acquisition Tool for PWB Layout Expert System" Proc.1FIP Working Conf. on CAD Systems Using Al Techniques. 237-244 (1989)

  • [Publications] 大野優人: "バスに着目したプリント基板用配置システム" プリント回路学会第4回学術講演大会講演論文集. 59-60 (1989)

  • [Publications] 程貴〓: "ポテンシャルを用いた並列配線手法" 情報処理学会第39回全国大会講演論文集. 1674-1675 (1989)

URL: 

Published: 1993-03-26   Modified: 2016-04-21  

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