1989 Fiscal Year Annual Research Report
計算機を用いた医用画像の作成とデ-タ圧縮に関する研究
Project/Area Number |
01460239
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
安居院 猛 東京工業大学, 工学部, 教授 (70016450)
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Keywords | 医用画像処理 / 立体の再構成 / 不連続画像の内挿 |
Research Abstract |
本研究では、近年その必要性が急速に高まりつつある医用画像処理の〔作成〕と〔デ-タ圧縮〕という、医用画像処理で最も重要な2点に関する研究を行う。本年度は〔作成〕に関する研究を行った。本年度の研究実施計画に沿って、研究成果を列挙する。 (1)断面デ-タからの立体の生成と表示:CT(コンピュ-タトモグラフィ)などによって得た人間の頭部や腹部の複数の断層像から、もとの頭部や腹部の立体を再構成する手法を開発した。本手法では、円柱座標系を用いることによって、立体表面の不必要な凹凸の除去を、立体のデ-タ量を増加させることなく行うことができる。また、このようにして作成した立体デ-タを表示する際の3次元デ-タの走査にヒルベルトスキャンを用いる高速化手法を開発した。 (2)不連続画像の内挿による連続画像の作成:限られた枚数のレントゲン画像間を内挿することによって、見かけ上、レントゲン画像の枚数を増加させて診断に役立てることを目的として、不連続画像間を内挿する手法を開発した。本手法では、与えられた2枚の不連続画像間の対応点を決定後、コンピュ-タグラフィクスの手法であるテクスチャマッピングの手法を用いることによって、滑らかな内挿を行うことができる。 上記の研究成果から、本年度は、当初の計画どおり研究を遂行することができたと考えられる。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Wladyslaw SKARBEK: "Software Tools for Hilbert Scan of Large Images" the Trans.of the IEICE. E-72. 561-564 (1989)
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[Publications] Wladyslaw SKARBEK: "Compression of Dithered Binary Images Using Hilbert Scan" the Trans.of the IEICE. E-72. 1235-1242 (1989)