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1989 Fiscal Year Annual Research Report

Patch clamp法を用いた受精現象の解明

Research Project

Project/Area Number 01480404
Research InstitutionAichi Medical University

Principal Investigator

鈴木 正利  愛知医科大学, 医学部・産婦人科学, 助教授 (90093426)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 正橋 鉄夫  愛知医科大学, 医学部・産婦人科学, 講師 (60159142)
浅井 光興  愛知医科大学, 医学部・産婦人科学, 講師 (50151014)
Keywordsパッチクランプ法 / Ca^<++>チャンネル / 受精現象 / カルシウムブロッカ-
Research Abstract

平成元年度は、当科研費の初年度のため、機器の整備と動物卵を使用した基礎的実験を行い、コンピュ-タを利用しデ-タ解析を行った。
当研究の設備備品は一部アメリカよりの輸入製品があったため、平成元年9月にすべての備品がそろうことができた。機器の整備と解析用コンピュ-タソフトの一部改造のために約2ケ月を必要とした。
動物実験は平成元年12月より予備実験が開始されている。ゴ-ルデンハムスタ-にPMSとhCGの注射を行い、過排卵を行し、開腹手術により卵管より卵を回収し、この卵にヒアロニダ-ゼとトリプシン処理を行い、20na freeの卵を作成した。卵の表面には、卵保持用のピペットとpatch clamp用電極を密着させ、Na^+,K^+,Ca^<++>チャンネルの開門についてデ-タを得た。主としてCa^<++>チャンネルと各種培養液(Naフリ-,Kフリ-,Caフリ-)との基礎的関係と、カルシウムブロッカ-(ベラパミル)との関係についてのデ-タを得ることができた。現在、デ-タレコ-タに収録したこれらのデ-タについてコンピュ-タ解析を行っている所である。
さらに20na freeのゴ-ルデンハムスタ-卵にハムスタ-精子を滴下し、受精時のNa^+,K^+,Ca^<++>チャンネル電流の測定を行いだしている。当初の予測通りに、受精時にはK^+,Ca^<++>チャンネルの開閉が頻回に発生しており、興味あるデ-タを得つつある。

URL: 

Published: 1993-03-25   Modified: 2016-04-21  

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